――先ほど情報をシャットアウトというワードが出ましたが、今回の『スキャンダルイブ』も、情報に左右される世の中を感じさせる作品です。最後に改めて、本作への出演によって鈴木さんが得られた刺激を教えてください。鈴木:たくさんあります。柴咲コウさんや川口春奈さんからも刺激を受けました。なかでも今回1番刺激的だったのは、蓉子の父で先代の社長を演じた柄本明さんの存在です。ご一緒したのはほぼ1日だけだったのですが、私が蓉子をつかむには、父親との関係がキーだと感じていました。柄本さんとは特に何もお話はしていないのですが、お会いした瞬間に、「ああ、このお父さんがいての蓉子なんだ」と感じました。愛憎入り混じる感じというか。
――まさにそうですね。鈴木:愛も憎しみも、ここにある。言葉では説明しづらいのですが、ドンっという衝撃と目が開くような感じがして、蓉子を演じられると確信できた瞬間がありました。柄本さんの存在が本当に大きかったです。同時に、年齢やキャリアを考えると、今度は自分自身が、柄本さんのような存在感をちゃんと出せるようにならなければと思います。たった1日の撮影でも、多くを与え語れる存在になっていかなければいけないと、改めて感じました。
<取材・文・撮影/望月ふみ>
ABEMAオリジナルドラマ『スキャンダルイブ』
全6話ABEMA、Netflixにて配信中
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