みなみかわさんを語る上で欠かせないのが、愛妻家としての一面です。売れない時代から彼に一目惚れして支え続けてきた夫人は、まさに公私ともに最強のパートナー。2024年に松竹芸能を退社した後は、夫人が前年に設立した個人事務所に所属し、活動を続けています。
芸人や番組プロデューサーなどにみなみかわさんを売り込むためにDMを送るなどの営業をしている一方で、表には出ずにあくまでみなみかわさんが売れることに注力している奥様。売れていない時代に支えただけでなく、所属事務所社長であり、マネージャー的な役割でみなみかわさんを支える奥様のエピソードと、愛妻家なみなみかわさんに視聴者からも好感度が高くなるのは当然のことでしょう。
加えて、父親が公務員で自身も高学歴という、ふとした瞬間に垣間見える「育ちの良さ」や「品の良さ」。毒を吐いてもどこか嫌味がないその雰囲気は、意外にも多くの女性ファンを惹きつける大きな要因となっています。

画像:合同会社DMM.com プレスリリースより
現在のみなみかわさんの人気を語る上で欠かせないキーワードが、若年層を中心に広まる「メロい」です。2月11日、人気コンビ・ニューヨークが自身のYouTubeチャンネルで発表した「お笑いファンが選んだ本当にメロい芸人ランキングTOP100」は、1万人以上が投票したことで大きな話題となりました。
エバース・佐々木さんやこたけ正義感さんといった、男前やインテリな面々が上位に名を連ねる中、みなみかわさんは堂々の20位にランクイン。ガタイの良さと高身長、育ちの良さを感じさせる品の良さ、そして現場をまとめ上げるクレバーな「裏回し」の技術。そこに「愛妻家」というスパイスが加わり、多くのファンが彼に「メロさ」を感じていることが証明されました。
その魅力の共通項として挙げられるのが、2月14日に写真集『艶夢』を出版するなど熱狂的な支持を集める、アルコ&ピース・平子祐希さんの存在です。高身長でガタイが良く、ダンディな色気と愛妻家キャラを併せ持つ平子さんと、みなみかわさんには驚くほど多くの共通点があります。
特筆すべきは「声」の魅力です。みなみかわさんの声は、平子さんのような甘い低音ボイスとはまた一味違うものの、柔らかくトゲのない、聞き取りやすい質感を持っています。SNSでも「みなみかわ、実はメロい」「口説いてこなさそうな安心感と、こちらが迫っても軽く流される余裕感がある」といった声が散見され、その「大人の余裕」に色気を感じる視聴者が急増しているのです。
「いじる」ことも「いじられる」こともこなし、瞬時に自分の役割を理解して振る舞う圧倒的なお笑いスキル。そこに「メロさ」という武器が加わったことで、みなみかわさんは男女問わず幅広いファン層を獲得しました。
ちょっとコワモテで毒舌だけれども漂う清潔感や穏やかな雰囲気、真面目で愛妻家というキャラクターはテレビ番組だけでなく、今後は津田さんのようにCM起用も増えてくるのではないでしょうか。
<文/エタノール純子>
エタノール純子
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中