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ブラジャーが合わない!→採寸だけじゃ解決しない。元下着販売員に聞いたサイズ選びのポイント<漫画>

正しいサイズは数字だけでは決まらない

――ブラジャーを正しく選ぶためには、何が大切なのでしょうか。 ちーちょろすさん(以下、ちーちょろす):アンダーバスト(胸のすぐ下の部分の周囲)と、トップバスト(胸の一番高い位置の周囲)を採寸して、その差が何cmかでカップ数を選んで購入される方も多いのですが、フィッティングをしなければ正しいサイズはわかりません。 フィッティングとは、採寸や試着をしながら骨格や胸の形に合う最適なブラジャーを見つけるための下着販売店のサービスです。 ――なぜ、採寸だけでは正しいサイズが分からないのですか? ちーちょろす:理由はいくつかあるのですが、まずもともと間違ったサイズのブラジャーを着けられていると、採寸が正確にできないという問題があります。 多くの方が最適なサイズよりも小さいカップのブラジャーを着けていらっしゃるので、胸の位置が下に下がってしまうんです。胸が下がると、トップサイズは実際よりも小さく出てしまいます。たとえば、Gカップ以上だと重みで下がりやすくなってしまいますから、本当はHカップなのに、採寸では何度測ってもEカップだというケースは珍しくありません。

意外に知られていない、ワイヤーの形

『悪いのはスタイルじゃなくて下着でした 一生モノの下着の教科書』(著者/ちーちょろす・漫画/oomisoka1231)

『悪いのはスタイルじゃなくて下着でした 一生モノの下着の教科書』(著者/ちーちょろす・漫画/oomisoka1231)

――フィッティングの際には、採寸以外に何を意識するといいのでしょうか。 ちーちょろす:販売員は、「バージスライン」を重視しています。バージスラインとは、バストの輪郭の下側の曲線の部分です。このバージスラインと、ブラジャーのワイヤーのラインを合わせることが大切です。ここが合っていないとカップが余ったり、痛みを感じやすくなってしまいます。 ――他にも、ブラジャーを選ぶポイントはありますか? ちーちょろす:ワイヤーの型を意識してみていただきたいです。実は、大きく分けてワイヤーには、U字型とL字型があるんです。 U字ワイヤーは、バストに沿ってU字型にワイヤーが入っており、左右のカップの間の部分(前中心)にワイヤーがグッと上まで入り込んでいます。一方でL字ワイヤーは、カップの間の部分のワイヤーが低くなっています。 U字ワイヤーよりもL字ワイヤーの方が、ワイヤーの入る位置が低いので痛くなりにくく、日本人の体型には合いやすい傾向があると感じています。ただ、U字ワイヤーの方がデザインが可愛いものが多いために選ぶ方が多いんです。そのため、「ブラのワイヤーが当たって痛い」と感じている方は、ワイヤーの型を意識して選んでいただくといいかもしれません。 ――ワイヤーの型にそんな違いがあるんですね。 ちーちょろす:実は、ワイヤーの型によってカップの形も違うんです。U字ワイヤーは、カップがお椀のような形になっているので、カップが深い分パカパカしやすい。一方でL字型は、平皿のようなイメージで左右から包み込みながら谷間を作ってくれるので、カップが浅めになっているため、カップが余りにくくなっています。 ただ、U字型の方が合う方も多いですし、正しいサイズを着用するうちに好みの形が変わる方もいらっしゃいます。 ――ブラジャーを選ぶ時に、一番重要なのは何だと思いますか? ちーちょろす:大切なのは「心地よさ」だと思います。まず「痛くない」ということ。「ちょっと痛いけど、デザインが好きだから」とおっしゃるお客様がいるのですが、下着は毎日肌に直接着けるものですから。着心地が悪くないか、縫い目が当たって痛くないか、肌触りに不快感がないかなど、トータルの快適さで選んでみてください。
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とりあえずMサイズは、本当に正解?
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