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なんと驚異の“4冠”達成!鈴木亮平×戸田恵梨香ドラマ『リブート』が一人勝ちした2つの要因

誰もが「感情移入」しやすい家族愛

 多くの視聴者の支持を得た2つ目の要因は、それぞれ1人2役を演じた主演・鈴木亮平さんと戸田恵梨香さん、早瀬夫婦の元の姿を演じた松山さんと山口さんらの好演により生まれた「感情移入」です。  エクストリームファミリーサスペンスと銘打たれた今作。トンデモ展開で視聴者が困惑させられることも多かったのですが、終始一貫していたのが早瀬夫妻の家族愛でした。
 早瀬は妻を殺した真犯人を見つけ、息子と母親の元に戻るため儀堂になった。夏海も早瀬が営む洋菓子店をサポートするために裏社会と繋がりを持ち、家族のために一香に“リブート”した。2人とも悪事に手を染めていますが、根源には深い家族への愛がありました。  鈴木さん演じる早瀬が、夏海の生存を知り安堵した際に流した涙は、松山さん演じる早瀬が「絶対戻ってくるからな」と息子を強く抱きしめた際の涙と同じ。  戸田さん演じる夏海が、他人のふりをして息子を励ました時の涙は、山口さん演じる夏海が家族のために裏組織のトップにすがって懇願した時の涙と同じ。  表裏の関係にある2人2組の早瀬夫妻がそれぞれ流した、切なくも美しい涙。それが、酷く視聴者の胸を打ったのです。
 どんな手を使ってでも家族のために突き動かされる早瀬夫婦に「感情移入」し、悪の組織を打ちのめすために応援してしまう。これが、多くの視聴者がトンデモ設定を飲み込んででも今作を見続け、支持する要因となったのです。

ドラマ史に残る結末となるか

 物語は最終盤、個人の復讐から裏組織と大物政治家を巻き込んだ国家レベルの陰謀を暴くスケールへと進化した『リブート』。早瀬夫妻は、本来の自分を取り戻し、家族の元に帰ることが出来るのか。ドラマ史に残る結末が待っていることでしょう。 <文/こじらぶ>
こじらぶ
ライター・コラムニスト。上智大学大学院外国語学研究科修了・言語学修士。ドラマ、男性&女性アイドル、スポーツ、エンタメ全般から時事ネタまで。俳優、アイドルなどのインタビューも。X: @kojirabu0419
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