
ここまで綺麗になった理由とは?
――悲しい話ですね……。ただ、今はすごく美しくなられたと思います。どうやって、こんなに美しくなったのでしょうか?
岡本:周りの環境が変わったのが一番大きかったです。「スキンケアですごく高い化粧品を使ってるんですか?」と言われるんですけど、全然そんなこともないですし。大金をかけて整形したり、美容院ですごく高いお金払ったりというのもやっていなくて。
ただ、モデル活動をしていくなかで、一緒にお仕事したカメラマンさんや周りのモデルさんから「すごい綺麗だね」「可愛いね」とたくさん言われるから、それをどんどん吸収していってこうなったのかなと思います。
――へえ、そういうもんですか!
岡本:そうですね。褒められたら「もっとがんばろう!」となるので。
――具体的に、どんなことをがんばったのでしょうか?
岡本:食事制限とか、あとは極度の猫背だったので「姿勢を正してみたら骨格がもっと変わるかなあ?」とか。
いじめ経験から「顔が綺麗」と言われても信じられなかった
――ただ、それ以前から「綺麗だね」と言われていたわけですよね。つまり、岡本さんにはもとから美しさの素養があったということになります。
岡本:高校生時代の僕は髪を真っ赤に染め、くせ毛だったのでほぼアフロみたいな状態でミュージシャン活動をしていました。その頃から「顔、綺麗だね」と言われたことは何回かあったんです。

この頃から「顔が綺麗」とは言われていた
だけど、僕は小中学校の9年間、自分の容姿を否定されていた過去があった。そのときも、「イケメンだな」「今日もかっこいいよ」と僕をイジるニュアンスで言われていたことがあるんです。
だから、「顔が綺麗だから、髪をもうちょっと整えたら?」「もっとピシッとした服を着たらいいんじゃない?」と言われても、僕はそれをすべてイジりと捉えて「うるさい!」と返していました。バカにされていると受け取っていたんです。
――ストレートに受け取れなかったんですね。
岡本:そうなんですよね。そのとき、みんなの言葉を信じていればもっと早く垢抜けられたのかなあと思います(笑)。
「全身、整形してるんだろう」と言われてうれしかった
――投稿で2018年からNOWの変化を公開されましたが、SNSではどんな反響がありましたか?
岡本:皆さん、混乱してましたね(笑)。褒めてもいただいたんですけど、「この写真は同一人物なのか」とか。あと、垢抜け後は中性的な写り方の画像もあったので「性転換手術をしたんじゃないか?」とか。僕はただ「自分をもっと美しくしたい」という思いだけで生きていたのに、こんなにいろんな憶測が立つものなんだなと思って。
――勝手なことを言う人はいますよね。
岡本:でも、そもそも注目されたことが一度もないような人生だったので、どんな形であれたくさんの人が自分の存在を認知してくれているのがなによりうれしかったです。
――食事制限や姿勢の矯正などご自身の努力で垢抜けたわけじゃないですか? なのに、「同一人物なのか?」という憶測が立った。つまり、「そこまで手間をかけたように見られたのか」と、垢抜けの度合いが逆に引き立っている気がします(笑)。
岡本:僕、奥二重からちょっと二重にするぐらいしかやっていないんです。なのに、「全身、整形してるんだろう」と言われたときは「実際には整形していないのに、整形級の垢抜けができたのか」と、すごいうれしかったです(笑)。
――SNS以外の日常生活で、周囲の態度は変わりましたか?
岡本:あんまり変わらなかったです。高校時代、「顔が綺麗だから、服をちゃんと整えたほうがいいんじゃない?」「髪を綺麗にしたほうがいいよ」と言ってくれた後輩がいたんです。今も彼女とは友人関係が続いているのですが、僕が「あの頃に比べたら垢抜けられたかな」と言ったら「今はもちろん綺麗だけど、高校時代からずっと『綺麗な容姿だな』と思ってたよ。やっと、それを信じてくれたね」と言ってくれて。
――いい言葉ですね。
岡本:高校時代のほかの友人も、僕が「モデル活動を始めたよ」と言ったら「でしょうね」みたいな反応でした。

2022年にモデルデビューを果たした
小~中学生のときは北海道の田舎の公立学校に通っていたのですが、高校はすべてをリセットしたくて札幌の学校に進学したんです。そこでの友人関係は非常に恵まれたなと思っています。