――昨今、時代は流れがいい形に変わってきていると思うのですが、今も自分のセクシャリティについて悩む人、苦しんでる人はいます。そういう人たちに声をかけるとしたら、どんな言葉になりますか?
岡本:自分が思ってる以上にめずらしいことじゃないよって。
――そうなんですよね。「自分の周りにそういう人はいない」と言う人がいますが「いや、君に言ってないだけだよ」っていう。
岡本:全然めずらしいことじゃないし、それが原因で自分が属していたコミュニティから村八分に遭って追い出されたとしても、自分のセクシャリティに近い人たちと一緒に新しいコミュニティを築けばいいし。今ある環境がダメなら次の環境に行けばいいって、僕は10代で学んだので。
――先ほど伺った、高校進学で環境をリセットしたという話につながりますね。最後に、今後の目標を教えてください。
岡本:もっと、メディアでの露出を増やしたいなと思っています。ファッションショーって、モデルが主役じゃないんです。主役はあくまで服で、モデルはいわば“動くマネキン”なんです。
もちろん、その活動は好きなので続けていきたい。でも、プラスして自分の思ってることや過去の経験から得たものを話せば、誰かの救いになるとまでは言わないまでも、人生を生きるためのちょっとしたアドバイスになれたら……と思っています。だから、いろいろなことをしゃべれるテレビ、ラジオ番組などでのメディア露出を増やしていけたらいいなと考えています。
<取材・文/寺西ジャジューカ>