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俳優にとって体重の増減は必須なのか?NHK朝ドラで“13キロ激やせ”も好演をみせた32歳俳優とは

 2026年3月10日、連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK総合)第23週第112回に再登場した英語教師・錦織友一が視聴者を驚かせた。  弟からの手紙を読む横顔。彼は結核を患い、痩せこけていた。同役を演じる吉沢亮は、この変化を、13キロもの減量で表現したのだ。  俳優が驚異的な役作りをする例はたくさんある。歴史的名演も含まれている。一方で功罪があるのも確かだ。“イケメン研究家”加賀谷健が解説する。

古今東西、過剰な役作りの功罪

 1980年公開、マーティン・スコセッシ監督作『レイジング・ブル』で、伝説的ボクサーであるジェイク・ラモッタ役を演じたロバート・デ・ニーロは、現役時代の肉体と引退後の肥満体を表現するために、体重を30キロも増減させた。  デ・ニーロは第53回アカデミー賞で主演男優賞を受賞。映画史の名演とされる。極端なビジュアルの変化も厭わない、過剰なまでの役作りは「デ・ニーロ・アプローチ」と呼ばれる。これは、役柄の内面性をあらゆる角度から徹底的に深掘りする、ニューヨークの演技スクール「アクターズ・スタジオ」仕込みの演技法(メソッド)に由来する。  反面、過剰な役作りが監督の意図する演出を損なうこともある。巨匠アルフレッド・ヒッチコックなど、俳優にはニュートラルな演技を求める演出家も古今東西、たくさんいるからだ。それでもデ・ニーロ・アプローチを信奉する俳優はまだまだ多い。演出面に限らず、その功罪はいたるところにある。
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俳優にとって体重の増減は必須なのか?
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