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資産200億超の米女優シャーリーズ・セロン「子供を一生養うつもりはない」厳しい教育方針の裏にある、壮絶な生い立ちと自立への執念

15歳のときに起きた悲劇「母が父を撃った夜」について明かす

 子供たちに強い自立心を求めているシャーリーズ。実は彼女自身、トップ女優になるまでに過酷な道のりを歩んできている。  南アフリカの自然豊かな土地で育った少女時代。ただ、暮らし向きは楽ではなく、酒に酔って暴力をふるう父にも悩まされていたという。  シャーリーズは4月に公開されたニューヨーク・タイムズ紙のインタビューの中で、自身が15歳だった1991年に起きた事件について証言。発端は、叔父の家を訪問したときの出来事だった。
15歳で起きた悲劇について語ったシャーリーズ・セロン

「自分たちを守るため母は撃ち返した」。15歳で起きた悲劇について語ったシャーリーズ・セロン

「私はそのときすごくトイレに行きたくて、家に入った直後に駆け込みました。そしたら、父がそれを無礼だと思った。家の人に挨拶をしなかったから」 「南アフリカでは、年上の人に対して礼儀を払うことはとても重要なのです」 「それで父は『何様のつもりだ?』って、怒りが増していった」  その後、母と一緒に帰宅。父と顔を合わせないように自室に閉じこもっていたが、あとから帰宅した父が、鉄製のドアを銃で撃ち抜いて、家の中へ入ってきたそうだ。 「事態は深刻でした。母は銃を取るために金庫へ走り、私の寝室に入ってきました。私たちは2人で体を張って、部屋のドアを押さえていました。すると父は一歩下がり、ドア越しに銃を撃ち始めた」 「母は自分たちの身を守るために撃ち返したのです」  父を射殺したシャーリーズの母は、正当防衛が認められ不起訴となった。この事件について、メディアに公表する理由を、彼女はこう説明している。 「こういったことは議論されるべきだと思う。そうすれば、同じような状況にいる人たちが、自分だけではないと感じられるから。当時の私は、そんな話を聞いたこともなかった。だから、この事件が起こった時、私たちだけだと思った。でも、私はこの過去に縛られてはいない」

夢が絶たれ、所持金もわずかに……

 この悲劇のあと、シャーリーズはバレエダンサーの夢をかなえるため、単身で渡米。ところが、膝に致命的な大ケガを負い、ダンサーとしての道が完全に断たれてしまうことに。  その後、女優を目指して、ボロボロのスーツケースと所持金数百ドルを持ってロサンゼルスへ。カタログモデルをしながらオーディションを受け続けるも、チャンスをつかめない日々が続いたという。  ある日、所持金がわずかとなり、小切手を現金化しようと銀行へ。けれども手続き上の問題から、窓口で拒否され、行員と大ゲンカに発展した。  これが人生の転機となった。その場に居合わせた大物芸能エージェントの目に留まり、俳優デビューへの道が開かれることになったのだ。 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』など数々のヒット作にも恵まれ、ハリウッドスターとして確固たる地位を築いてきたシャーリーズ。実在の連続殺人犯を演じた映画『モンスター』(2003年)では、体重を13キロ増量&特殊メイクで容姿を変えて挑み、その圧倒的な演技でアカデミー賞主演女優賞を受賞した。  受賞スピーチでは、「ママ。私がここに生き、夢をかなえるために、本当に多くのことを犠牲にしてくれた」と呼びかけ、涙ながらに何度も「ありがとう」と繰り返していた。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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