ネットをザワつかせた小柳友の“不気味な怪演”。ブラザー・トムが『徹子の部屋』で激推しする「37歳実力派息子の現在」
2008年公開の映画『トウキョウソナタ』で、長男役を演じた小柳友を初めて画面上で見たとき、これは素晴らしい才能が現れたなと思った。
巨匠・黒沢清監督の演出と噛み合った、彼の演技は第23回高崎映画祭で最優秀新人男優賞を受賞した。2026年1月期放送ドラマ『再会〜Silent Truth〜』(テレビ朝日系)でも兄役を演じた。
薄暗いスーパーの店長室を根城にする不気味な怪演が、ネット上で話題になった。不気味過ぎて演じている俳優が誰だかわからないくらいだったのだ。“イケメン研究家”加賀谷健が解説する。
2023年の夏は歴史的な酷暑だった。東京は7月10日に同年初の猛暑日となり、強烈な日差しが照りつける屋外に出ただけで汗が溢れた。
室内以外で涼しい場所は夜の海辺くらいだったろうか。その前月、海といえばの湘南エリアに位置する神奈川県、平塚の老舗ソウルバー「BOOGIE」で周年パーティーイベントがあり、夜の海風を求めて筆者も参加した。
だが予想に反して、地下のクラブ会場は一際、熱気に溢れていた。スペシャルゲストが豪華だったからだ。
バブルガム・ブラザーズのブラザー・トムが代名詞のアフロヘアーをゆっさゆっさ揺らし、イントロから何度も繰り返しながら、1990年リリースの名曲「WON’T BE LONG」を歌ってくれた。とにかく盛り上がった記憶がある。
バブルガム・ブラザーズは、2025年にデビュー40周年を迎えた。同年9月2日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)出演回でブラザー・トムが、二人の息子たちについて「他の人がどう言ったらいいと思うぐらい、うちの子はカッコいいです」と熱弁していたのが印象的だった。
暑い夏の記憶から熱い父の発言へ……。俳優の息子にも熱い視線を注いでみたい。
「WON’T BE LONG」リリース前の、1987年と1988年にそれぞれ、長男・小柳心と次男・小柳友が生まれた。ともにスターダストプロモーションに所属。兄は2026年3月31日、同事務所を退所している。弟は2026年1月期放送ドラマ『再会~Silent Truth~』(テレビ朝日系)に出演し、その怪演がネット上で話題になった。
同作は、過去の事件についての秘密を共有する、同級生たちのシリアスな再会を描く。その内の一人、井上真央演じる岩本万季子の息子が、スーパーで万びきをしたことを発端として、ドラマは展開する。小柳友が演じる、スーパーの店長・佐久間秀之がくせ者だった。
彼は、同級生のもう一人、佐久間直人(渡辺大知)の兄であり、店長用の薄暗い一室で何やら怪しげな雰囲気を漂わせている。呼び出された万季子が店長室に行くと、扉の曇りガラス越しに秀之が見えた。不気味なシルエットだ。
扉が開く。扉の隙間からねっとりした表情で「悪りぃな、仕事中に」と言う、声色がやけに生暖かい。
暑い夏の記憶から熱い父の発言へ……
小柳友の怪演がネット上で話題に
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