その後、二人は食事デートをしました。
お互い焼肉が好きなので、尚子さんは
一人1万円を超える焼肉店を提案したそうです。まだ付き合ってもいない相手との食事としては、かなり高額です。
菊乃「記念日でもないし、まだ付き合っていないのに、高くないですか?」
尚子さん「焼肉なら普通それくらいしませんか? それに、
安いお店を選ぶ男性って、結婚したらモラハラになりそうじゃないですか?」
菊乃「むしろ高いお店で相手を試す行為が危険ですよ」
尚子さん「えっ、私の方が危険なんですか?」
デート中、直人さんは「こんなお店初めてです」と挙動不審だったそうです。直人さんが普段食べる焼肉は、松屋の「牛焼肉定食」(890円)。流れで、松屋の話題になり
「松屋の『うまトマハンバーグ』が好きなんです」と言っていたとか。

尚子さんが「松屋に行ったことがないから分からないけど、おいしそうですね」と言うと、「今度行きませんか?」と誘われたそうです。でも結局、焼肉デート後に交際解消しています。
尚子さんは私に、「
安い店に連れて行って、反応を試そうとしたんじゃないですか?」と話していました。
もちろん真意は本人にしか分かりません。ただ、普通に考えれば、松屋に誘ったのは、自分の好きなものを共有したかっただけでしょう。
婚活では「
相手の行動の裏を読む癖」が強い人がいます。しかし、相手の言葉よりも自分の想像を信じるようになると、どんな相手とも関係は深まりません。
さらに別の男性とのお見合いでも同じことがありました。
男性から「結婚後も仕事は続けますか?」と聞かれ、尚子さんは「子どもが生まれたら仕事をセーブするかもしれません」と答えました。結局、その相手とは結婚をイメージできないためお断りしたそうです。
尚子さんは、「
働く意思を確認してきたので、経済的DVをしそうな人だと思った」と言うのです。
菊乃「なぜそう思ったのですか?」
尚子さん「妊娠も出産も命がけなのに、簡単に両立できると思っていそう。もし私が仕事を辞めたら、お金を渡さないタイプかもしれないと思いました」
しかし、その男性は「共働きを希望している」とか「専業主婦は認めない」と言ったわけでもなく、結婚後の働き方の希望を質問しただけです。