加害者の職業は、46.9%が会社員です。
真面目な仕事だから安心できると思いがちですが、そんなことはありません。
例えば2015年には、警察官(26)が既婚者であることを隠し、街コンで出会って交際した女性を殺害しています(殺人罪が確定)。被害女性には、警察官であることは明かしていたようです。
2025年11月には、既婚の陸上自衛官が、家庭があることを隠して9年交際していた女性を、路上で刺す事件がありました。
同年12月には、独身偽装で提訴された元検事が、法務省から懲戒処分を受けています。
2025年4月、国民民主党の平岩征樹衆院議員(当時)が、過去に独身と偽りマッチングアプリで知り合った女性と不倫していたことが報道されました。本人も認めて離党。なお、偽名を使って「空港関係者」と偽っていたそうです。
このように、女性からすると「まさかそんな堅い仕事をしている人が…」と疑いを持ちにくいでしょうが、独身偽装と職業は関係ないのです。
私は、“結婚をのらりくらりとかわす彼氏に見切りをつけて、婚活を開始する女性”を何人も見てきました。独身偽装加害者も、結婚するつもりがないのだから、結婚話を避けそうに思えます。

ところが調査によると、加害者の79.2%が「将来を匂わせる発言・約束」をしているそうです。
具体的には、「子どもを持つことを前提にした話し合い」が最も多く、次いで「家族・親族との挨拶や顔合せ」。親にまで会ってくれる男性であれば、当然、結婚すると思うのではないでしょうか。
独身偽装とはやや異なりますが、マッチングアプリの遊び目的の人も「来年も一緒に〇〇を見に来ようね」など結婚を匂わせることを言うようです。性的搾取目的で、相手を信頼させるため結婚を匂わせるのは常套手段なのでしょう。