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父は佐藤浩市、祖父は三國連太郎。29歳になった俳優・寛一郎が『徹子の部屋』で見せた“父そっくり”な素顔

巨匠監督が手掛けた父子初共演作

『徹子の部屋』では場面写真が紹介され、それを見た黒柳が「これ、あなたなの? 随分顔違って見えますよね」とコメントしていた。確かにメガネをかけたビジュアルのカットはパッと見て、寛一郎だとわからない。寛一郎は革命集団のメンバー役で出演した。  映画冒頭、寛一郎演じる古田大次郎が走る。場面と場面の間に走るカットが挿入され、初々しいデビューの躍動感があった。寛一郎のデビュー演技を演出したのは、巨匠・瀬々敬久監督だが、もう1人の巨匠・阪本順治監督は、佐藤浩市と寛一郎の父子初共演作を手掛けた。  2020年公開の『一度も撃ってません』だ。阪本組常連俳優である石橋蓮司が、主人公の老作家を演じ、佐藤と寛一郎がそれぞれ出版社の担当編集者役(上司と部下)を演じた。  序盤の場面で、寛一郎演じる五木要が上司の児玉道夫(佐藤浩市)を「部長」と呼んで立ち上がり、興奮気味に駆け寄る。  寛一郎の背中から回り込むカメラが、父子の初共演をばっちり捉えるその瞬間、観客はそこに映る2人が紛れもない父子であることを一時忘れ、俳優同士の純粋な共演に感動したのだった。 <文/加賀谷健>
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佐藤浩市と息子の寛一郎
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