
ものの数秒。なのにこの一瞬で、私は完全に圧倒されてしまったのでした。
「す、すごすぎる……人がついていく人って、こういう人なんだ」
そんなことを心の底から実感。もちろん、森本コーチは長年トップレベルで戦ってきたプロ中のプロ。
経験も実績も、人間性も素晴らしく、ファイターズファンのみならず、プロ野球ファン全体から愛されています。
魅力的な方なのは当然ですが、その前提があるのは別として、自然と「ついていかせてください! 教えてください!」と、一瞬にして自分が高校球児のような気持ちになったあの空気。(ちなみに私は野球経験はありません。それなのに、教えてください! と自然と言いたくなるあの不思議なオーラ)
そう、あれは森本コーチの圧倒的な姿勢の美しさにも完全にやられてしまったといえるかも。
私はその瞬間、「カリスマって姿勢だ!」と実感したのです。
考えてみれば、私がこれまで「この人すごい! 魅力的!」と感じてきた人たちは、みんな総じて美しい姿勢の持ち主。インタビューさせていただいた企業トップの数々、アスリートの方々……リーダーシップのある人は、例外なく立ち姿が美しいのです。
そうそう、政治家の方が私の職場であったTBSにいらした際、私は彼らを警護するSPのオーラにびっくりしたことがありました。みなさん姿勢がびしっとしていらしたなあ。思わずSPの方にしっかり挨拶しちゃったっけ。
人は無意識に姿勢の良さから、信頼感や自信、知性や品性を感じ取るのかも。
40代に突入した私。仕事でも後輩が増え、時には教えを請われたりすることも増えてきました。場合によっては率先してリーダーシップを発揮しなければならないタイミングもあるわけで。
多くの人から「この人は頼りがいがある!」と私だって思われたい。
いや、思わせないとキャリア的にまずい。
知識や経験、プラスアルファで「この人についていきたい」と思ってもらえる空気をつくり出すことも大人になったら必要なのですよ。