目撃者が「Us Weekly」誌に語ったところによると、8月25日夜、6人以上の連邦捜査官がカリフォルニア州ロサンゼルスにあるヘイデンの自宅を訪れていたとのこと。捜査官らは「家宅捜索の令状を持っていた」と報じられている。
また郡検視局によると、ヘイデンの遺体に外傷や他殺の形跡は確認されなかった。ピープル誌などのメディアは、米連邦麻薬取締局(DEA)も捜査に関与していると報じており、当時の状況などから、薬物の過剰摂取の可能性も浮上している。
ただあくまで、死因や詳細な経緯については、引き続き調査が進められている段階。いまのところ、当局が現場にいたブライアンを罪に問うこともしていない。
ネット上では真偽不明の噂や憶測に基づく報道が飛び交っているが、遺族や代理人は、正確な調査結果が出るまで、過度な報道やゴシップを控えるよう呼びかけている。
母との確執、弟の死、依存症……華やかな活躍の裏で抱えていた苦悩

大ヒットドラマ『HEROES/ヒーローズ』で一躍有名になったヘイデン・パネッティーア
ヘイデンは生後8カ月でモデルとして芸能活動を開始。9歳で映画デビューを果たし、子役として活躍した。
2006年開始のドラマ『HEROES/ヒーローズ』でチアリーダー、クレア・ベネット役を演じて一躍有名となり、その後も『スクリーム』シリーズやドラマ『ナッシュビル カントリーミュージックの聖地』などの話題作に出演。2026年1月公開の映画『Sleepwalker』が最後の作品となった。
音楽活動に加え、自身の信念に基づいて行動を起こす活動家の顔も持っていたヘイデン。2010年4月には和歌山県太地町を訪れ、日本のイルカ漁に対して抗議活動を決行。ロシアによる軍事侵攻直後の2022年3月にはウクライナを支援する団体を設立し、援助物資を届ける活動を行なった。
私生活では、ウクライナの元世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコと婚約し、子宝にも恵まれた。その一方で多くの困難も経験した。
回顧録では、ブライアンとの虐待的な関係以外にも、薬物やアルコール依存症との闘い、疎遠になっていた母レスリーさんとの複雑な関係性、出産後の産後うつなどについて詳しく記されている。2023年2月に28歳の若さで亡くなった弟のジャンセンについても触れ、彼の死がもたらした壮絶な喪失感を「自分の半身を失ったようだった」と綴っている。