さらけ出す!自分が変わったなあと思ったエッセイとは?
エッセイってキラキラした毎日や丁寧な暮らしなど、素敵な生活をつづるものだと思っていたので、書くときにアロマキャンドルなど焚いてみたこともあったんですが、倒して火事になりそうだったので早々にやめました。
どうにも『ズッコケ三人組』のハチベエみたいな性格なので、どうあがいてもおしゃれな生活にはなれない。まあ仕方ないと、どんどん素直に書くようになっていきました。でもこれが、読んでいただけるフックにもなったみたいで。
特に転機となったのは、渡鬼でお世話になった方の訃報について書いた時かもしれません。自分の痛みと後悔と感謝と、全部書きました。
あとは、オーストラリア日記とか、最近書いたバイト経験についてとか、弱さをちゃんと言語化できるようになった気がします。
文章にして、エッセイにするには、先に自分の中で考え尽くさねばなりません。突き詰めて考えることで、ある種客観性が出てくるのだと知りました。友人に愚痴や弱音を言うときも、ちゃんと「エピソードトーク」に仕立てられるようになったという、謎の副産物も。
自分の書いた文章を、自分を、個性だと受け入れられるように

旅先の猪苗代湖にて。こう見えてクマ出没注意エリア
プロとして自分のことを書く、という機会を通じて、書いた文章と己自身を個性だと、受け入れられるようになったと感じます。
日記など、書くことはセラピーだとよく言われますが、本当かもしれません。
最近は人に送り付けるずうずうしさも持つように。変わりすぎでは? これからももっと頑張ります! 乞うご期待!
<文/宇野なおみ>
宇野なおみ
ライター・エッセイスト。TOEIC930点を活かして通訳・翻訳も手掛ける。元子役で、『渡る世間は鬼ばかり』『ホーホケキョ となりの山田くん』などに出演。趣味は漫画含む読書、茶道と歌舞伎鑑賞。よく書き、よく喋る。YouTube「
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