イオンPBブランドのコートが普通に可愛くてカルチャーショックを受けた
最近地元のショッピングモールを訪れて衝撃を受けたことがあります。それは……売ってる服がオシャレになってること。
昔はいわゆるスーパーの服はダサくて安っぽかったし、そもそもショッピングセンターやモール自体、「ダサい」場所じゃありませんでした?
でも、今は例えばイオンモールだとかのショッピングセンターにスタバだって入っているし、イケてるテナントも多い。もうショッピングセンターやモールは、老いも若きも集う、なくてはならない「街」といった感じ。
そんな「街」のひとつで、ふらっと目に入ったのがコート売り場。そこで見つけたコートが可愛いんですよ。
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まずはこれ。テナントに入ってるブランドのじゃないんですよ。イオンのプライベートブランドが若手デザイナーとコラボして作ったものらしく、これは日本人若手デザイナーによる『ARMARiUM』というブランドとのコラボ。
スーパーで買ったってバレないです、これ。ARMARiUMのデザイナーはミラノコレクションやロンドンコレクションにも参加したキャリアをもっているんですって。
このほかにも、海外で活躍中のデザイナーが立ち上げた『bau steven tach』というブランドとコラボした合皮使いテーラーコート。
都内のセレクトショップでも扱っている『REFLECT BY CHERIE』とコラボした、2wayダッフル。
この3つ、全部19800円。気になって調べたら、コートをなんと100アイテムも作っちゃったそうなんです、イオン。値段も他のものは9800円・12800円などのイオン価格のオンパレード。
それに防風&ムレ逃し機能付きというプライベートブランドならではの機能性がついたものもあり、やたらと気が利いてます。「赤いコートかわいいな~」とか「白って清楚に見えていいな~」とか思っても、「いや、黒だろ黒!」ってなってましたが(私は)、1万円そこそこなら全トライできそう……。
Pコート、ダッフル、チェスターやビッグシルエットもあって、トレンドは網羅してる感じです。100も揃えただけあり、多分街でも友達ともかぶりませんね。
私の場合子どもの靴あとがついたり、引っ張られたり、滑り台を延々滑らされたりでコートも消耗品な今、「トレンドも適宜おさえてて・かわいくて・年齢なりな感じで・安い」ってのは必須。
流行のないデザインと思っていても、何年か前のコートはやっぱりちょっと違うし、若い子よりも三十路四十路のほうが、適度に流行を追ったほうがいいと私は思っているのです。
だって自分が若い頃の流行のアイテムをずっと着てるのって、一番輝いてた頃を引きずってる女っぽくていやじゃないですか! 年を重ねて流行を追えるっていうのは、ある意味余裕の表れなのではと。
汚されるのが嫌で着られなかったベージュトレンチも、発熱素材ライナー付きで9800円とのことで、私はまずコレからいこっかなと。堂々とショッピングモールで服を買うだけの自信は、三十路になってついたようです。
●「イオン コートコレクション」公式HP http://www.aeonretail.jp/campaign/fashion/
展開期間:11月初旬より本格展開店舗:北海道、本州、四国、九州の総合スーパー「イオン」327店舗
<TEXT/ありまみほ>
若手デザイナー×イオンのコラボがあなどれない!
- モッサビッグカラーコート
- スライバーモヘア入りコクーンコート
- スライバービッグカラーコート
ありまみほ
三十路子持ちライター。30代向けファッション誌等で執筆中のほか、別名で占い師としてもひそかに活動し現在2誌に連載中。