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使いすぎ厳禁。クレジットカードで得するための3つのルール

 ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢です。

 消費税率引き上げの実施時期と解散総選挙の動向に注目が集まっています。総務省家計調査(2013年)を基に単身女性の年間家計のケースで計算すると、消費税率5%→8%で約3.4万円、5%→10%で約5.6万円、支出が増える試算もできます。支払の増加分をなんとか軽減したいですよね。

使いすぎ厳禁。クレジットカードで得するための3つのルール

1)現金だと買わないものはカードでも買わない



 消費税増税分を軽減させる手段としてクレジットカードの利用・見直しも1つの方法です。いつも通りのお買い物の2~3%の増税分のうち、ポイント還元で一部を軽減させることも可能です。ただし、クレジットカードを利用すると現金での支払いに比べて使い過ぎてしまうという声も多いです。現金だとしたら買わないものはカードでも買わないというルールを守る必要があります。

 クレジットカード初心者の方には光熱費・通信費・保険料などの固定費のみクレジットカードにする方法がお薦めです。家賃もクレジットカード払いできるケースがまれにあります。慣れないうちは、旅行・洋服・コスメといったワクワクするものは現金で支払い、気持ちをクールダウンさせるのも上手な付き合い方といえます。

2)基本的には年会費無料のものを



 クレジットカードの中には年会費がかかるけれど、高いステータスを感じさせるもの、サービスが手厚いもの、普通よりもポイント還元率が高くなるものなどがあります。しかし、年会費がかかるカードだと解約することを忘れてしまい、あまり利用しなくなったサービスのために年会費を払い続けることになる恐れがあります。また、年会費分の元をとろうと出費が増えてしまうケースも考えられます。

 現在の生活を振り返って、特別なことをしなくても圧倒的に有利になるというケースを除けば、年会費無料をクレジットカード選びの基準に加えておくことは手堅いといえます。

3)ポイント還元率は「どこで使っても1%以上」が基準



 一般的なクレジットカードの還元率は0.5%(1000円使って5円相当の還元)程度です。どこの支払いでも1%(1000円使って10円相当の還元)以上の還元率があるクレジットカードは還元率が高いと考えて良いでしょう。

 通常の支払いは0.5%の還元率だけど、特定の店舗で利用した場合の還元率は5%など高くなるものもあります。還元率が高い特定の店舗で、とてもたくさんお買い物をする場合には保有するのも良いでしょう。

 ただし、どこで使っても還元率1%以上のカード1枚などに絞ってメインで利用すると、ポイント還元を受けやすくなるメリットがあります。ポイント還元を実行できる最低ポイント数が決まっているカードもあるからです。

 クレジットカードは使い方を間違えると出費を増やしてしまうこともありますが、ルールを守れば強い味方になってくれることもあります。上手に付き合ってお得に利用できれば嬉しいですね。

<TEXT/ファイナンシャルプランナー・ 風呂内亜矢 PHOTO/Citalliance>

風呂内 亜矢【風呂内 亜矢(ふろうち・あや)】
ファイナンシャルプランナー。CFPR認定者、宅地建物取引主任者。
1978年生まれ。岡山出身。
IT企業に勤めていた26歳のとき、貯金80万円で自宅用としてマンションを衝動買いしたものの、物件価格以外にも費用がかかることを知り、あわててお金の勉強と貯金を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し、賃料収入を得ている。テレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。
著書に『貯金80万円、独身の私にもできた!自宅マンションを買って「お金の不安」に備える方法』(日本実業出版社)がある。
公式サイト:http://www.furouchi.com/
公式ツイッター:@furouchiaya

風呂内亜矢
(ふろうち・あや)ファイナンシャルプランナー。CFP認定者、宅地建物取引士。26歳でマンションを購入したことをきっかけにお金の勉強を始める。現在はテレビ、ラジオ、雑誌等でお金に関する情報を発信している。近著は『最新版 届け出だけでもらえるお金 戻ってくるお金』(監修)、『超ど素人がはじめる資産運用




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