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「おなかぽっこり」と「たるみ下半身」…デブる理由も対策も違う!

 春も目前。重いコートを脱いで、軽やかな春のファッションに身を包めば、気分もアガるもの。とはいえ一方で、冬の間は厚手のニットやタイツで隠していたボディラインを、ごまかせなくもなります。新年度を前に「今度こそ、本気でダイエット!」と(何度目かの)誓いをたてた人もいるのでは?

 その手段はというと、サプリからトレーニング器具などダイエット方法はたくさんあるわけですが、意外と知られてないのが「漢方薬」という選択です。

漢方薬 漢方薬では、「からだ全体のバランスが整った状態が“健康”」と考えるのだそうです。「肥満」とは、まさに、からだにとったエネルギーと代謝のバランスが崩れて、余分な脂肪をためこんでしまうことなのですが、その原因がどこにあるかは人それぞれ。

 その“それぞれ”の原因にアプローチして、脂肪を減らすのが「漢方薬」なのです。

「食欲旺盛おなかぽっこり女子」は胃が熱い!?



 たとえば、【防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)】という漢方薬。

 油っぽいものや味の濃いものを、欲するがままとっていくと、胃腸は消化しなきゃ! とがんばって働き、熱をもちはじめるそうです。これを「胃熱の状態」というそうですが、そうなるとさらに食欲が旺盛になり……しかも、食べすぎで腸にたまった便が水分を吸収するため、便秘が悪化して……と負のスパイラルに入ってしまうんだとか。

【防風通聖散】は、この胃熱を取り去り、胃腸の働きを整えて、食べすぎによる脂肪の蓄積を抑える処方がされた漢方薬。からだの老廃物を汗や便・尿として出すことで代謝を活発にするので、便秘解消にも役立つんだとか。食欲旺盛で、冷たい飲み物が大好き。便秘がちで、ぽっこりおなかが気になるという人は、この漢方薬がベストマッチとなります。

「下半身がたるむ少食女子」はエネルギー不足



 一方、決して大食いではなく、むしろ、あっさりした食べ物が好きなのに、なぜか太ってしまう。特に下半身のたるみがヤバい! という人は、エネルギーが足りてないために、うまく代謝機能が働いていない可能性アリ。こんな症状がある人は、ひょっとしたら疲れやすい、なんか妙に汗をかく……という悩みを抱えているかもしれません。

 こうした人には、胃腸を元気にすることで食べたものをエネルギーに変え、代謝を活性化させる【防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)】が合うそうです。

 このほか、イライラするとつい暴飲暴食をしてしまうという人なら、ストレスなどによるエネルギーの停滞を改善し、流れを良くすることで体の熱を取り除く【大柴胡湯(だいさいことう)】。

 冷え症でむくみの悩みを抱えるタイプなら、全身の血行を促進させ、余分な水分を取り除くこと【当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)】といった漢方薬があります。

まずは、自分のタイプをチェック!



 自分の太り方、痩せにくさの原因がどこにあるのか? 自分がどのタイプにあてはまるかは、ドラッグストアなどでも売られている漢方薬「コッコアポ」のサイトでチェックすることができます。

 全部で12の質問に答えていくと、「ガッツリ 食べ過ぎ太り」「動きたくない ぐったり太り」「クラッと 貧血むくみ」など、太りやすい原因を8つのタイプから診断。そこから、自分に合った脂肪を減らす漢方薬が何なのかがわかります。

体質マッチング

コッコアポ「体質マッチング」の結果ページ

※コッコアポ「体質マッチング」 http://www.coccoapo.jp/

 漢方薬といえば、「にがい」とか「むずかしい」といったイメージで、せいぜい、「風邪の引きはじめに葛根湯(かっこんとう)は効くよね」くらいの身近さかもしれません。でも、漢方薬は漢方医学の理論に基づいて処方される“お薬”。そもそもの原因に働きかけ、基本的な体調を整えてくれるというのは、うれしいですよね。

 なにより、自分の今のコンディションを知り、バランスを整えておく―。いろいろ、新しいことも始まる4月、ダイエットに限らず、大事なことなのかもしれません。

<TEXT/鈴木靖子>




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