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ダジャレを公用語に、結婚相手を上司が面談…会社のバカルール集

 昨今、ますます世を騒がせる「ブラック企業」というキーワード。長すぎる労働時間や執拗なパワハラなど、その要因はいろいろあります。一方で、ブラックではないけれども、「コレ、本当?」と耳を疑いたくなるような、“企業独自のバカルール”もあるようです。

「1会議1ダジャレ」。ネタ?本気?



 最近では宅配ピザ大手のドミノ・ピザジャパンが、「ダジャレを社内公用語化する」という取り組みを発表して話題になりました(6月24日)。

バカ, 本音, 職場 社長はビデオメッセージで「日本のダジャレという素晴らしい文化を会社にも取り入れる。社内のコミュニケーションも円滑になる」と声明を発表。原則として、会議中に1度はダジャレを発するよう心がける「1会議1ダジャレ」を呼びかけるほか、今後はダジャレで優れた社員の表彰や賞与も検討しているとか。

 まさにアメリカンジョークじゃないの?と、耳を疑いたくなるような取り組み。新CMがらみのネタかもしれませんが、言い出した以上は本気で導入してほしいものです(試験運用の結果、当面の正式採用は見送られたようです)。

 スコット・オルカー社長自らもビデオメッセージで「スコット君、君のズッキーニしたまえ(好きにしたまえ)!」と、ダジャレを披露。実際に社員がダジャレを用いて会議を進める様子も動画で配信されています。動画では、男性社員が「この資料をミルフィーユ」と発言すれば、女性社員も負けじと「もっとチキン(きちん)と考えてください!」とダジャレで応戦。

 そのうち上司に、「君、今日のダジャレはキレキレだったよ!」なんて褒められる日も来るのでしょうか……。

妻は社内で調達せよ



 まだこれはユニークという範ちゅうですが、社員のライフプランに関わるとんでもないルールが存在する企業もあります。某カレーチェーン店の元社員(32歳、男性)いわく、「あの会社はある意味ブラックです」。

「僕が入社した際、上司に『男性社員が結婚すれば店長になれるけれど、相手は社内に勤務する女性でなければならない』と言われました。もし社外の女性と結婚しようものなら、エリアマネージャーが結婚相手にふさわしい女かどうかを面談する、とまで言っていました。男性社員は店長になればそれなりに出世街道をいけるのですが、その相手が認められないとなると……もちろん出世の道もとん挫します」

 彼はそんな独自ルールに耐えきれず、同社を去ったそうです。

お古で臭い銀行員バッグ



 それから、情報管理という大義名分はわかるけれども、そこまでやらなくても……と思えるのが、大手都銀のケース。20代の女性行員が半笑いでこう話します。

「まず、手帳を家に持って帰ってはいけない。友達と約束をしようにも、会社に行かないと予定がわからないんです。すべての書類に『持ち出し不可』等々のハンコが押してあるし、自分のスマホや私物に仕事の内容を書く、ということは絶対にないです」

 融資先とかが漏れないようにということでしょうが……。

「それから、外回りのときに、ダサダサの銀行員バッグを持たないといけない。しかも支店ごとに先輩のお古を渡されるので、スリ切れてたり臭かったりすることもあります。洋服に合う合わないのレベルじゃないですよ。自分のバッグは、デスクがあるところに持ち込んじゃいけないんです。あと、ペンのなぞり書き、二度書きもNG。ちょっとインクかすれたとき、上から重ねて書いたら怒られます」

 お金を扱うだけに、この銀行に限らず業界全体もルールが厳しいとか。

 不思議なルールの数々は、果たして仕事に役立っているのでしょうか? <TEXT/槍田 創>




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