デカ目はもう古い。「ダサメイク」5つのNG、典型は”浪速のエリカ様”!
アラサー以上になってこそ「流行」をちょっとでも追うべきものがあります。それはメイク! 自分が若くて一番かわいかった時代のメイクをそのまま引きずってると余計に老けて見えたりイタく見えたり……。そこで、今やってるとダサ&オバ認定されちゃうメイクを、美容ジャーナリストのM.YさんとM.Tさんに教えてもらいました。
黒目や目の横幅を大きく見せられる囲み目メイク。黒系のしっかりアイラインを粘膜にまで!まつげの間を埋めるように引く!という今思うと結構ヒステリックなテクで「目ヂカラ」を強めるメイクが人気でした。
「でももう古くさくて3Kって呼んでます。キツイ・コワイ・ケバい。やり方が雑だとキタナイで4K」(Tさん)。
「もはやトリックアートかクレオパトラ。渋谷でこんなメイクの人を見ると哀愁すら感じる……」(Yさん)。
「囲み目をやるならピンクとかオレンジとか明るい色が今っぽい」(Tさん)。
「眉には一番時代が出ますよね。いくら流行の服を着てても、眉が今っぽくないと絶対キマらない」(Yさん)。
「今は断然太眉が主流。ふさふさゲジゲジでいいんです。アムラー時代っぽい細眉は完全な時代遅れ。絶対あか抜けない顔になってます」(Tさん)。
確かに昔のドラマ観てると眉毛にばっかり目がいきます。アムラー時代に細くした眉、不毛地帯がある人も多いかもしれませんね……。
今まで下地の下地にはじまり、重ねまくってきた女性達の肌。「BBやCCクリームがお手軽でイイというだけでなく、BBやCC+お粉で作ったような透明感が今っぽいんです」(Yさん)。
アイメイクも薄まりつつある今、ベースもナチュラルにシフト。「とはいえ『素肌風』というメイクですが」(Tさん)。
「マスカラ下地も流行ってましたし、私もマスカラ100回くらいは塗ってたかも。わざとダマにしてボリュームアップさせたりも……。でももうやっぱり汚い」(Yさん)。
ひじきまつげ+ブラック囲み目の典型といえば、”浪速のエリカ様”こと上西小百合議員。体調不良で衆院本会議を欠席しながら、その直後に男性秘書と旅行していた疑惑で追及されていますが、ワイドショーやネット上で「メイクが変」と話題です。
「今はもうマスカラは、1往復でおしまい。目元を強めすぎないほうが絶対上品」(Tさん)。
上質なマスカラをさっと塗っただけの上品な目元(と見せるメイク)がいいようです。
「スモーキーな濃いめアイシャドウは過去の産物。『カラーレス』が主流ですね。色はないけど、ツヤや輝きを足すのが素敵」(Yさん)。「アイシャドウもベージュで、透明感と輝きのニュアンスを出すのが旬顔」(Tさん)。囲み目メイクとともにグラデで作った濃すぎるシャドウはダサメイクの殿堂入り。
ヘルシーで透明感あるメイク、が今っぽいよう。とはいえ、「素肌風」とは言っても決して素肌ではいけないのがアラサー女子。色や線が薄くなったぶん質感重視になってきて、女子力も試されます……。たまには化粧品カウンターにちゃんと行かなきゃ……。
<TEXT/ありまみほ>
1位 ブラック囲み目メイク
2位 細眉
3位 厚塗りファンデ
4位 ひじきまつげ
5位 濃いアイシャドウ
ありまみほ
三十路子持ちライター。30代向けファッション誌等で執筆中のほか、別名で占い師としてもひそかに活動し現在2誌に連載中。