常識をくつがえす「オトコをトリコにする十か条」とは――？ 理学博士で恋愛カウンセラーとしても活躍中のぐっどうぃる博士と、著書『ちつ☆トレ』で一世を風靡した恋愛＆セックスカウンセラー荻原かおるの対談が実現！ ●男性が何か詳しく解説しはじめたらウンウンと聞きつつ質問もする 博士：男性ってね、映画とか何かを詳しく解説し始めたりするんですよ。そしたら深くツッコむといいでしょうね。わからない時はわからないと言わなきゃいけないですよ。 「それって何の話？」「電車のダイヤって何なの？」みたいに、話を続けるためにちゃんとわからないなりに質問するんですよ。 荻原：自分が質問できる範囲で質問するんですね？ 博士：そう。僕は一回も行ったことないけど、多分、銀座のクラブのママもそれをやっていますよ。わかったふりしてうなづくよりずっといいんですよ。 駄目なパターンがあって、例えば電車のダイヤについて女性のほうが詳しいというね。ダイヤに対して男性は薄い知識しかないのに、女性のほうが核心をついちゃうとか。それはやっちゃ駄目なんですよね～。 あくまで、男性のサバイバルスキルやケアスキルは、女性より高くないといけない。 ●男性がお土産を買って来たら、その場で美味しそうに食べる 博士：セックスレスの夫婦がいたんですよね。で、その原因が、夫が夜にお土産、餃子とかを奥さんに買ってきてくれるんです。でも奥さんは、「夜に食べたら太っちゃう」とかって、不満を言い始める、そうすると彼は奥さんを喜ばすことは何も――もちろんセックスも――したくなくなっちゃうんですよ。 で、僕は「喜んで食べろ」とアドバイスしたんですよ。“俺がしてあげたことに喜んでくれる”ってことが重要なんだから。 荻原：もし男性が餃子を買ってきてくれたとして、そのときにお腹いっぱいで、しかもダイエット中だったとしたら、例えば、「餃子を買ってきてくれたことはすごく嬉しい」と伝えて、「今日は夕飯も食べてお腹いっぱいだし太っちゃうから、明日の朝、温めて食べていい？」って聞くのはどうですか？ 博士：哀しい気持ちになる（←本当に哀しそうに）。 荻原：え――っ!? 博士：それはね、長く付き合ってて、“俺がしてあげた事に喜んでくれる”っていう信頼関係が成り立っていたらいいですよ。でも、まだ信頼関係が成り立ってない時にはゲンナリしますね。 荻原：いや、女性としては、「太っちゃうから」は譲れないとこかも。一口だけ食べるのはダメ？ 博士：ダメですね。全部食べてください。 例えばセックスの後に、「セックスしてくれたことには感謝しているけど、ちょっと体調が悪くてイカなかったな」って言われたら、男は哀しい気持ちなりますよね。それと同じようなものです。それが何度か続いたら、「俺のケアスキルは低い」と思って、何も出来なくなります。 だから男を操りたいんだったら、最初は演技でいいんですよ。男は、最初の段階って「この人はどういう人なのか？」っていう事を相手の言動を疑いながら判断しているんです。 【ぐっどうぃる博士】 理学博士（生命科学専攻）。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ（http://u-rennai.jp）』主宰。音声で恋愛を学べるiPhoneアプリ『ぐっどうぃる博士の音ライブラリ』もある。現在、テレビ、ラジオ、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。著書に『モテの定理』『恋愛マトリックス』（ソフトバンククリエイティブ）、『恋で泣かない女になる61のルール』（講談社）などがある。 【荻原かおる】 ラブグッズショップ「ラブリーポップ」プロデューサー http://www.lovelypop.com 1999年に女性向けセクシャルグッズメーカー 「ラブリーポップ」を起業。現在はオーナーからプロデューサーとなり、男女関係、セックス、女性の生き方について著作を次々と発表。 心理セラピストの資格も持つ。著書に『ちつ☆トレ』（マガジンハウス）、『いつまでもメイクラブする方法』（扶桑社）など。 オフィシャルブログ http://healing49jp.blogspot.jp/