動物シェルターで暮らす、犬や猫の生活【ケニア・ドイの猫写ニッキ】
カメラマンのケニア・ドイと申します。誰もが気になる(?)隣りの犬・猫ライフ。譲渡会や里親募集サイトから家族になった犬・猫にスポットをあて、撮影取材をしていきます。
「動物保護シェルター」って聞いたことありますか?
保健所やペットを飼育できなくなった飼い主さんから相談を受け、動物を保護して里親さんが見つかるまでの間、しつけて育てる。そんな施設が日本にも少なからず存在しています。
今回、私が訪問したのは福島県猪苗代町に拠点をおく「一般社団法人ふくしまプロジェクト」(以下ふくしまプロジェクト)のシェルター(動物保護施設)。広大な敷地内でのびのびと生活する動物たち、動物のプロフェッショナルになろうと日々活動する人間たちをレポートします。
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=273772
現在、シェルターには犬が7頭、猫が4匹います。そのほとんどが保健所等から保護した動物たちで、2011年の東日本大震災と深く関わっているとお聞きしました。そう、ここにいる動物たちのほとんどは所在のわからない、病歴も年齢もわからない動物たちなのです。
そこで「ふくしまプロジェクト」では、獣医やドッグトレーナーを招き、健康状態や問題行動を分析し今後のプログラムを計画していきます。それに沿ってシェルターに在籍する2名の飼育スタッフが日々のお世話をするようです。「動物のプロが動物のプロを作る」という「プロフェッショナルの育成」にも力をいれているのがこのシェルターの特徴です。
ドッグトレーナーの長谷川先生から指導を受ける、鈴木さん。頑張れ!
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ラブラドールの「モッコ」さんを散歩中。
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「立て」の合図はモッコさんに届くのか!? 頑張れ大谷くん!
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柴犬風の「カラ」さん。「ふくしまプロジェクト」の犬たちの名まえはシェルターにやって来た日の誕生花から取っているそうだ。(6月27日の誕生花「カラー」より命名)
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=273797
「ぐっ」とカラさん、やる気マンマンです。散歩は朝晩2回×7頭。ここで働けばすぐに健康になりそうだな。
⇒【後編】動物と人間がいっしょに成長していく http://joshi-spa.jp/273846
<TEXT・PHOTO/ケニア・ドイ>
●「一般社団法人ふくしまプロジェクト」
http://fukushimaproject.org
https://www.facebook.com/fukushimaproject.org
― ケニア・ドイの猫写ニッキ【3】 ―
※ケニア・ドイさんが撮影した、東京・荒川区のねこ写真展「あらかわのねこ」が6月22日より開催されます。入場無料。
【荒川のねこ写真展vol.3 『あらかわのねこ』】
開催日:2015年6月22日(月)~7月3日(金)
時間:8:30~17:00(土曜日、日曜日は除く)
会場:荒川区役所 北庁舎1階廊下
主催:荒川地域猫連絡会
【詳細】https://www.facebook.com/arakawanoneko
【ケニア・ ドイ】
アーティストのグラビアなどを数多く手がけ、人物撮影を得意とするスチールカメラマンが5年の修業期間を経て2011年、猫カメラマンになることを宣言。雑誌、WEB、SNS等で猫写真を発表し続ける。ファースト写真集『ぽちゃ猫ワンダー』(河出書房新社刊)好評発売中。
●「ケニア・ドイの怪盗猫団団」https://www.facebook.com/nekodandan
被災犬や猫を保護する「ふくしまプロジェクト」って?
ケニア・ドイ
アーティストのグラビアなどを数多く手がけ、人物撮影を得意とするスチールカメラマンが5年の修業期間を経て2011年、猫カメラマンになることを宣言。雑誌、WEB、SNS等で猫写真を発表し続ける。
『ぽちゃ猫ワンダー』 巨大顔のコビくんなど、福々しいまちのボチャ猫ちゃんオンパレード! |