美女だらけのセクシャル・エリート女子会に潜入!

⇒【前編】はコチラ http://joshi-spa.jp/300710

SMはロマンスの欲情スイッチ



湯山氏 極度なSMは悪魔的に映る。しかし、「SM的な関係は、ロマンチックラブにおける女性の欲情のスイッチになっている側面もある」と湯山氏。

 たしかに、女性は好きな男性には強引に迫られたいものだ。昨今、世の女性をキュンキュンさせている「壁ドン」だって、ソフトなSMといえる。しかし、極度のSMもある日活ロマン作品にも、女性をもグッとこさせる要素はたくさんあると氏は言う。

「日活ロマンは当時、『10分に1回絡みのシーンを作る』『上映時間は70分程度』などの条件さえ守れば、監督の自由に作れた。だから、女性でも楽しめる芸術性の高い作品が多いんです。周防正行監督や黒沢清監督など、日本映画の第一線で活躍する人材も日活ポルノ出身。映像からは日活のベテランたちによる高い撮影技術が見てとれます」

 AVではあり得ない行為中の男性のアップや、はだけた着物の美しさを強調する俯瞰での撮影。また、一度逃がされながらもまた戻ってきてしまう女主人公の心理をセリフなしで巧みに表現する手法など、主人公の女性が欲望に堕ちていく過程を説得力をもって描いており、むしろ、女性はAVよりも欲情できるという。

「不快だけど、グッときた。その理由を自分なりに言語化してほしい」という湯山氏の言葉に、会場の女性たちは深く頷いていた。

 トークでは他にも、「女の記号(身体の中で女性的な部分)はチラ見せがエロく、晒すと逆に男性の性欲を制す力がある」「コム・デ・ギャルソンの服は実はエロい」「もし『テラスハウス』が調教小屋だったら」「現代は愛情の“分散投資”の時代」などなど、興味深い話がてんこ盛りだった。

セクシャル・エリート女子会に潜入



 そんな濃密なイベントがお開きになった後、湯山氏と一部の来場者たちによる2次会が会場を移して行われるというので、筆者も参加させてもらうことになった。

 集った20人弱の女性たちは8割方が20代で、なぜか相当な美人ばかり。しかし、30代半ばの筆者が何より驚いたのは、彼女たちのオープン&アグレッシブな性に対する姿勢だ。

 自己紹介で「趣味はBLで、性癖は……」と、趣味と同じテンションで性癖を披露するメガネ美女や、お金持ちのIT社長に見初められて映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』さながらのプレイで処女を捨てた清純派女優系美女などなど、セクシャリティにおける猛者ばかり。

 そんな彼女たちが繰り広げるトークも、「チンコはソーシャル」「セックスの話はするけどオナニーの話はしない女性と、オナニーの話はするけどセックスの話はしない男性」「はあちゅう嫌い」などなど、性やジェンダーの本質を突くものが次々と飛出し、筆者は彼女たちの金言をメモるのに必死だった(女子SPA!で座談会を開きたい!)。

 そんな“セクシャル・エリート女子会”の最後を締めくくったのは、湯山氏の次のひと言だった。

「もう、私たちにはirohaと人工授精しかないかもね(笑)」

 その真意が気になる方は、秋頃開催予定の第3回のイベントに参加してみてはいかがだろうか。

<TEXT/PHOTO・女子SPA!編集部>




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