美人マンガ家・峰なゆかは「整形の何が悪い?やってよかった!」
より若く美しくありたい、という女性の願い。その願いは、“最後の秘境”デリケートゾーン美容にも及んでいるらしい――。この分野の先駆者である高須クリニックの高須克弥院長(http://www.takasu.co.jp/)をナビゲーターに、シリーズでお伝えします。
週刊SPA!連載『アラサーちゃん』の作者・峰なゆかさんがアンダーヘア脱毛に挑戦中だと記事でご紹介しましたが、つい先日“目の下の脂肪取り”も経験したそう。進化が止まらない美容整形と、女性はどう付き合えばいい? 前回の”デリケートゾーン整形”に続き、対談第三弾(最終回)をお届けします。
峰なゆか(以下、峰):この間、目の下の脂肪をとる施術をしたんですけど、誰も気づかないんですよね。「整形したよー」と報告しても「え?」って顔をされちゃう。
高須院長(以下、高須):そんなものですよ。だって、僕の顔を見て、整形していないところ、どこだかわかります?
峰:え?
高須:どこのエリアが整形していないと思う?
峰:えー……あご?
高須:(うれしそうに)やってるよー!
峰:うーん……じゃあ、耳!
高須:(くやしそうに)耳だけはしていないな……正解です。
峰:「耳なし芳いち」みたい(笑)。
高須:でも、ホントにあとは整形してないところなんてないんですよ。全部やってる(笑い)。とは言っても僕の場合、安全性確認の為の実験だから(笑)。
峰:「整形したけど、気づかれない」という話をすると、「やる意味なかったじゃん」と言われたりするんです。でも私個人としては、すごく効果を感じてる。初めて、すっぴんの自分が可愛いと思えて、すごく気持ちがラクになったんですよね。
高須:周囲は誤解や偏見に基づいて、好き勝手なことを言うものですよ。本人の気持ちがいちばん大事。
峰:「整形なんてやり始めたら、依存症みたいになっちゃわない?」とか言う人もいるけど、いやいや、別に整形にハマッてないし(笑)。
高須:酒もタバコもギャンブルも、依存症になる人もいれば、ならない人もいる。美容整形も同じですよ。実際、美容整形依存症の人はいますよ。
でも、そういう人は整形する前から病んでる。美容整形が原因なわけじゃありません。
峰:ですよね! なんかすごくいろいろ誤解があるような気がしてます。
高須:そもそも美容整形には2種類あるんですよ。一つは、今の容姿が気に入らなくて「美人になりたい」「色白になりたい」「バストアップしたい」と変えるための手術。
もう一つは年をとっても変わらないための手術――いわゆる“アンチエイジング”です。
峰:私は、どちらかというとアンチエイジング目的ですね。
高須:シミやシワをとるのはもちろん、ハゲを治したり、歯にインプラントを入れるのも広い意味でいえば「整形」ですよ。「親からもらった体をいじるなんて良くない!」なんて言う人も、せっせとアンチエイジングに励んでいたりする。30年経っても、40年経っても容姿が衰えていないような人は相当お金かけてます(笑)。
⇒【後編】「下の毛ボーボーで20代を過ごしたのが悔しい!」 http://joshi-spa.jp/310706
【峰なゆかさん・プロフィール】
漫画家。アラサー世代の女性の恋愛観、SEX観を冷静に分析した作風が共感を呼び各誌で活躍中。「アラサーちゃん 無修正」(1~3巻、以下続刊)は累計40万部を超す人気作となり、14年7月には壇蜜主演でテレビドラマ化された。
『アラサーちゃん 無修正4』が2015年8月2日に発売予定
【高須克弥氏・プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。メディアでもお馴染みの、美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。『その健康法では「早死に」する!』『最新版 シミ・しわ・たるみを自分で治す本』など著書多数
高須クリニックhttp://www.takasu.co.jp/
参考:デリケートゾーンの悩み専用サイト「アクティブヘルス」http://www.active-health.jp/
<TEXT/島影真奈美>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
峰なゆか「周囲に気づかれない整形はムダなの?」
「整形依存症」になる人って?
高須克弥
【プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など
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