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キャリア妻の「上から目線」を嘆く夫の言い分

 結婚した当初はラブラブでも、時がたつにつれて、お互いに不満が出てくるもの。夫は妻のどういうところを「イヤ!」だと思っているのだろうか? 妻から見れば「お互いさまだよ」と言いたくもなるが、反面教師としてリサーチしてみた。

 今回、30代の既婚男性100人にアンケートを取ったところ、妻への不満の第6位にあがった「上から目線」。その言い分を夫側にインタビューした。

コンサル用語で、夫に延々と嫌みを言う妻



●加藤航平さん(仮名・30歳・IT会社)
●妻・希さん(仮名・30歳・外資系コンサルティング会社)

キャリア妻「結婚したときは、容姿端麗、高学歴、英語ペラペラの嫁が自慢だったんですけどね。高慢気味の態度もツンデレぽくて萌えましたが、結婚したらただツンツンした“嫌な人”でした」

 そう嘆くのは、中堅IT会社のSE・加藤さんだ。嫁の会社の下請け要員として出会い、いわば逆タマに乗ったのだが、浮かれていられたのはほんの1か月。

 家でも「コンサル」としてのプライドを見せつける妻にウンザリだと言う。

「コンサルは、クライアントに高いタイムチャージを請求するのが自慢。嫁のそれは、1時間3万円らしいのですが、ちょっと家事でもしようものなら、『あ~、私、今日、2時間も家事しちゃったけど。それって、タイムチャージで換算すると、6万円だよね。私、そんだけ働かされたんだよね』なんて嫌みを言ってくる。かわいげも何もありません」

 コンサル臭ぷんぷんの妻は、家でも加藤さんを「下請け」扱い。イベント時の外食、旅行のダンドリも、「少しは頭を使え」と丸投げ。

「そのときも、コンサル用語を駆使して、『MESE(漏れなくダブりなくの意)で出しといてよ』なんて余計なひと言を言うことだけは忘れません」

 毎年元旦には「戦略会議」が開かれ、強制的に「今年のキャリア戦略」を言わされる。それが達成できないと、「どうしてバリューが出せないの?」と説教を食らう。

 あまりの態度のデカさと家事の放棄ぶりに、恐る恐る苦情を言えば、「私は替えの利かない仕事なんだから、家事は替えが利くアンタがやればいい」と開き直られる始末だ。「替えが利く」加藤さんの休日は、掃除と洗濯で日が暮れてしまい、遊びにも行けない

 結婚前には魅力に感じた完璧なプロフィールこそが、何よりの欠点に転化するとは、何とも皮肉な話だ。

 妻のほうが年収やキャリアが上、家計負担も多い、という夫婦はこれからも増えていくだろう。妻からすれば、「私のほうが忙しくて家計にお金もたくさん出してるんだから、家事ぐらいやってよ!」と思うのは、しごく正論。ただ、口調だけは可愛らしく猫をかぶっておくほうがいいようだ。

<ILLUSTRATION/ドルショック竹下>
― 夫が激白「妻への不満」実例集【8】 ―




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