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国際結婚で子供を作れないシビアな現実も

1人の女性が産む子供の数は、この20年間、1.5人を下回ったままだ。不況、待機児童、犯罪、いじめ、虐待etc. 子育てをめぐる状況がますます悪化していくなか、「こんな世の中じゃ子育てなんて無理!」と産む前に逃げ出す男女のホンネとは……。

外国人 都内のデザイン会社で働くメユール雅子さん(仮名・34歳)の夫はフランス人。一昔前なら、「かわいいハーフの子供が産めてうらやましい」と女性たちの羨望の的だったかもしれないが、出産をとりまく現実はシビアだ。

「夫が定職に就いていないことが、子供を産めない最大の理由ですね。英語圏の外国人ならば英会話教室などの勤め先があったかもしれませんが、今はイベントのエキストラなど、アルバイトをいくつか掛け持ちしています。私は最近正社員になったばかりなので、今、子供を産むことには二の足を踏んでしまいます」

 さらに、もし会社の理解が得られたとしても、出産に踏み切るのは難しいかもしれない、と言う雅子さん。

「フランス人の彼と意識の違いがあるのも大きいです。例えば子供ができたら、日本人なら学資保険などに入りますよね。でも彼には、そういう感覚がない。全部自分で準備しないとダメだから、自然と慎重になりました。それに最悪のケースとして、離婚する可能性も考えてしまいます。彼が浮気して離婚になったとして、慰謝料を請求したくても、国に帰られてしまったら無理ですからね」

― 「子供を作るのが怖い」大人たちの悲鳴【4】 ―




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