モテの王道、ウザいほどの“ぶりっ子”になる基本テク8つ
こんにちは、500人斬りの経験をもとに恋愛をロジカルに分析するコラムニスト、堺屋大地です。
前回は、周囲の7割の人から嫌われてでもぶりっ子を追及すれば、3割の男性からモテる(http://joshi-spa.jp/357433)という説を懇々と説いたわけですが、今回は「なぜぶりっ子はモテるのか」の核心に迫りたい所存です。
一言で言ってしまうと「“ぶりっ子”という個性を得られるから」というのが答えです。
ルックスはほどほど(=世の中の大多数)で誰からも嫌われないような生き方(=世の中の大多数)では、「没個性」と言わざるを得ません。当然、その他大勢に埋もれます。当然、激モテはできません。
対して“ぶりっ子”。周囲の7割から嫌われるかもしれません。それは、よくも悪くも個性的だからです。まわりの平平凡凡な女子たちの中に埋もれません。
パクチーみたいなもんですよね。パクチーをめちゃくちゃ嫌いな人もいれば、めちゃくちゃ好きな人もいる。よくも悪くも目立つ食材。
以前、「“ぶりっ子嫌い”を公言する男ほど、“プロぶりっ子”にダマされる」(http://joshi-spa.jp/320803)の回でも熱弁しましたが、実際、ぶりっ子好きの男って潜在的にすごく多いと思うんです。
では、どんなぶりっ子になればいいのでしょうか?
目指すは、パクチーのようにクセのあるキャラです。それをぶりっ子に置き換えると……自分自身で「うざっ!!」と思ってしまうぐらいのぶりっ子を目指すべし、ってことでしょう!
とりあえず自己暗示をかけてください、「私ってけっこうかわいいよね、美人だよね」と。この自己暗示を強烈にかけられれば、もう7割方、ぶりっ子道はマスターしたと言っても過言ではありません!
自分をかわいいと信じ込んでいる女性は、不思議と男の目からも本当にかわいく見えることがあるのです。
次に具体的な所作について。ぶりっ子ビギナーならば、めちゃくちゃベタなテクニックからまず習得してみてください。
●声の高さをワントーン上げる
●甘ったるい声を意識して語尾は伸ばす
●身振り手振りはオーバーに
●喜怒哀楽もオーバーに
●特に笑顔と悲しみの表情にはメリハリをつける
●リアクションの基本は「かわいい~」「すご~い」
●男性と話すときではデフォルトで上目遣い
●些細なことでも隙あらば男性を頼る(甘える)
……こんな感じ。「うざっ!!」と思ったあなたは正常です。
けれど、その痛々しいほどステレオタイプなぶりっ子に恋しちゃう男は、悲しいかな一定数いるのです!(かくいう小生もそうなのです!)
……今、こう思っている方が多いんじゃないですか?「そんなに男に媚びまくるぐらいならモテなくていい!」と。
はい、そう思う女性が大多数のはずです、それが正常です。実際、自分の女友達にこのぶりっ子論を力説しても、たいていは「私には無理」と言われます。
けれど、だからこそモテるんです。普通の人がおいそれとマネできないから個性として際立つんです。そして10人中2、3人の男性の心に刺さるんです。
ちなみに、世のぶりっ子さんたちは、さほど男に媚びてはいないと思いますよ。むしろ、一切媚びてないからこそぶりっ子道を邁進できる。ぶりっ子って要するに、小悪魔的に男の心を手玉に取る女子のことですから。表で媚びて、裏でもてあそぶ。
とは言え、先ほど挙げた8項目はあくまで“ぶりっ子ビギナー向け”のテクニック。ということで次回のコラムでは、上級クラスである“プロぶりっ子”について語らせていただこうと思います。
<TEXT、ILLUSTRATION/堺屋大地>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
【堺屋大地プロフィール】
経験人数500人超えというドチャラい経験を活かし、真摯に恋愛を分析するコラムニスト。『Business Journal』『AOL News.』『INLIFE』などのメディアでも活躍。Twitter(https://twitter.com/SakaiyaDaichi)

まずは「私はかわいい」と自己暗示をかける

ウザいほどのぶりっ子「8つの基本所作」


堺屋大地氏
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi