スイーツ好きは危険!お肌の「糖化」で老ける
「男」と「砂糖」は、ほどほどに。
どんなにしっかり寝ても、翌朝の肌色が優れない、ファンデーションのノリが悪いと感じることはありませんか?もしかするとそれは、「肌の糖化」が原因かもしれません。
「糖化」とは、血液中に残留する「糖分」が体内の「タンパク質」と結びついて、各種疾患や肌の老化を導いてしまう現象のこと。たとえ話で言えば、甘辛のタレにつけて肉を焼くと、焦げやすい。まさにコレと同様です。
つまり、「糖化」が起こりやすい状況下では、高級サプリやドリンクを飲んでもムダになりかねません。それよりも前に、「砂糖の過剰摂取」を控えることの方が重要です。
そこで今回は、肌のことを考えた「砂糖との上手な付き合い方」と、「美肌作りのための食事法」をご紹介します。
【初級編】肌を汚さない食事とは?
調味料としての砂糖(みりん風調味料を含む)をなるべく使わないことです。例えばトマトソースパスタの場合、多めの玉ねぎをじっくり炒め、トマトを煮込むことにより、素材からの甘みを十分引き出すことができます。
(2)スイーツ欲は栄養たっぷりなフルーツで満たす
スイーツ欲は、果物で満たすようにしましょう。果物に含まれるフルクトース(果糖)は、グルコースに比べて糖化しやすいものの、適量を守れば大きなリスクにはなりません。むしろ、豊富に含まれるビタミンA・C・E、食物繊維がもたらすメリットの方が大きいのです。深夜を避け、200グラムを目安とし、キウイフルーツ・カキ・イチゴなど、栄養価の高いフルーツを積極的に食べましょう。また、整腸作用のあるヨーグルトを無糖のまま組み合わせると、美肌効果のアップが期待できます。
(3)ストレスを溜めない
甘いものを我慢することで、大きなストレスを感じてしまったら本末転倒。そうならないためにも「ノンカロリーシュガー」を賢く使うのも良いでしょう。各社から様々な商品が出されていますが、天然甘味料で、カバンに入れて持ち運びやすいものを選んで。個人的なオススメは、「ナチュライフ スイーティ」。おしゃれなアイテムを選ぶことで、美容感度も高まります。
※スイーティHP http://www.sweete.jp/index.html
【中級編】美肌を作る5箇条とは?
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12



