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噂のセレブ夜行バス「コクーン」に女一人で乗ってみた【首都圏⇒関西6970円~】

 大阪に用事ができたので、東京から向かうことになりました。仕事とはいえ経費が出ないので、片道1万円というノルマを課してみました。

 そこで思い出したのが高級高速バスです(ウィラートラベル)。バスによっていろいろなシートがあるのですが、噂のハイテクシート「コクーン」だと東京ー京都で8200円(※)。しめしめ、片道1万円のノルマを大きく割ってるぞ。
(※価格は日によって違い、コクーンの場合、2016年1~2月は6970円~9000円)。

 ところがですよ、高級シートって人気のようで、当日朝到着の深夜便が満席なんです。えーっ!

 いや、ちょっと待てよ。12日に新幹線定価の片道13500円で行くぐらいなら、たとえ前倒しで行っても「バス代8200円+ゲストハウスに宿泊3000円」のほうが安くね?

 てことで、前々日深夜便の高級高速バスが取れたので、それで関西入りすることにしました。予定の2日前から前乗り。安さを追い求めた結果、もうわけがわかりません!

「マトリックス」みたいなシートがズラリ



 さて、出発地は東京駅鍛冶橋駐車場。ここはいろんな会社の高速バスが発着しているターミナルです。

⇒【写真】はコチラhttp://joshi-spa.jp/?attachment_id=408392

高速バスターミナル

東京駅鍛冶橋駐車場 高速バスターミナル

出発

整然と並んだバスが、発車時刻に次々と出発

 15分ごとにバスが発車し、前のバスが出るまで乗車できません。私の乗るバスは22時45分発だけど、30分発のバスがぞろぞろと出発するまで乗り場にも行けませんでした。

乗車案内を待つ人々

乗車案内を待つ人々

 乗客は前のバスと自分のバスの発車時刻の間、15分でスチャッと乗車を済ませて出発するんです。すごい効率化。乗客のマナーが試されるかのようなシステムですな。

 バスに乗ってみると……。ずらりと並んだコクーンシート。なんだか映画「マトリックス」で人間が入ってたカプセルみたい。

⇒【写真】はコチラhttp://joshi-spa.jp/?attachment_id=408409

コクーンシート1

ずらりと並んだコクーンシート

コクーンシート2
シートは意外と狭い

シートは意外と狭い。横幅は日本人サイズです。

 カプセルの中には、テレビ、コンセント、鏡があって、長時間滞在に不自由しない設備です。さっそくiPhoneを充電するぞ、と。

カプセルの中

カプセルの中

 背もたれは予想ほど倒れない。でも、机やら何やらが直接前のシートの背もたれではないのがいい。他の乗客を気にせず、足を机に置いたり(すみません)、フットレストに伸ばしたり、シートとフットレストの間にかかとを引っかけて膝を曲げたりと、足回りに関してはかなり自由度が高いです。これはかなり過ごしやすい。

 最近は深夜のパーキングエリアのお店が開店しているので、少しずつ目的地に近づいていくお土産感も堪能できる。新幹線では、こういうお買い物は楽しめないもんね。買い忘れた手土産もここでゲット。

サービスエリア

出発時刻を表示するバスのフロントと深夜のサービスエリア開店中

 シート前方の画面で見られるサービスは「テレビ」「映画」「音楽」「オーディオブック」。

⇒【写真】はコチラhttp://joshi-spa.jp/?attachment_id=408464

シート画面

シート前方の画面で見られるサービス(「ゲーム」は11月で終了)

 映画は「アメリカン・スナイパー」「ホビット 決戦のゆくえ」「インターステラー」など、1~2年前の話題作がずらり。

朝6時に京都着、東寺の早朝法要へ



 定刻に京都駅に到着しました。朝の6時5分。早朝に到着する場合、悩ましいのが行き先ですね。

 いろいろ調べた結果、東寺の生身供(しょうじんく)に行ってきました。これは無病息災を願う法要で、毎朝行われるとのこと。信者の方々が唱える和讃を聞いていると「前へ行っていらっしゃい」と信者の方が案内してくださいました。周りの方に倣って、お坊さんに仏舎利を頭と両手に乗せてもらいました。みなさん一見の観光客にも寛容で、いろいろ教えてくださいます。

東寺

朝の日差しを浴びる東寺・食堂

 京都に宿泊してこんなに朝早くでかけようとは思わないので、なかなかいい体験です。高級高速バス+早朝の法要。お土産は買えるし値段は安いし、これはクセになりそうです。

<TEXT,PHOTO/和久井香菜子>
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和久井香菜子
ライター・イラストレーター、少女漫画コンシェルジュ。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。ネットゲーム『養殖中華屋さん』の企画をはじめ、語学テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。街で見かけたおかしな英文から英語を学ぶ「Henglish」主宰。




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