1度着てまだ洗わない服で、部屋がゴチャゴチャ…オシャレのプロはどうしてる?
オフィスで着るジャケットやスカートにパンツ、プライベートで穿くジーンズなど、1回着ただけでは洗濯しない服ってけっこうありますよね。特に冬は、ニットやセーターなど、気軽に洗濯できないウールやカシミヤの製品のものが多くなるから、「1回着ても洗わない系」がさらに増えます。すると、部屋はいつの間にか服だらけ……なんて状況の人も少なくないのでは?
そこで女子SPA!編集部は、25~35歳のアラサー女性100人に「1度着た服はどこにしまうのか問題」についてアンケート調査を行いました。
1度着た服の収納方法について質問したところ、なんと7割以上の人が、服を出しっぱなしにしていると判明。「ハンガーに吊るしてドアやクローゼットの開口部にかけている」(32%)に続いて次に多いのが、「決まった場所はない(部屋のあちこちに散らかしている)」(20%)というありさまです。
⇒【調査結果の詳細】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=426318
悩ましいのが、「洗っている服と一緒にしたくない」(33歳・愛媛)という声に代表されるように、クローゼットや引き出しの中にあるキレイな服と一緒に収納するのが生理的にイヤ、だけど、他に収納する場所がない、というジレンマ。
「あまり臭いがしなく、汚れも目立たなければ、スプレーをしてベランダに干してからクローゼットにしまう」(28歳・千葉)という“元の場所に戻す派”の人も何人かいますが、多くの人が、キレイな服とは一緒にしないギリギリのラインを保っているようです。
「特に決まっていないが、使わない椅子にかける」(26歳・愛知)
「タンスにしまうのは抵抗があるので、明日もすぐ着れるように身近に置いておく」(33歳・大阪)
「タンスの上に重ねる」(28歳・香川)
でも、そのギリギリのラインが部屋を散らからせるんですよね。この問題に人一倍直面しているであろう、オシャレ大好きなファッション業界まわりの人たちの対処法を聞いてみました。
「『1度着た服』専用のハンガーラックにかけています」と話すのは、有名スタイリストのアシスタントの女性(29歳)。
「そこにかける服の量もスゴすぎて、ほとんどがシーズンいっぱいそこにあって、終わったら一斉にクリーニングに出す感じです。回転式のものなら狭い部屋でもかさばらないですよ」
1カ月ほぼ毎日違うコーデです! というファッショニスタなら、いさぎよくこの方法を取り入れた方がよいでしょう。でも、そこまでではないという人なら、次のファッションエディターの女性(38歳)のアイデアが参考になるかもしれません。
「引き出しに戻すのに抵抗がある人は、引き出しの中よりも通気性が高い、無印良品のシャツホルダーはいかがでしょう。あとは、ステンレスなどのカゴに入れたり、スツールに重ねて見せる収納にするのもアリだと思います」
クローゼットの中にシャツホルダーを入れれば、他の服とは仕切られている感がありますよね。また、服を椅子の背などに重ねると生活感アリアリですが、小さなスツールの上に重ねると、なんとなくオシャレに見えるから不思議です。
「服が部屋に散乱しがち……」という方は、この年末の大掃除のタイミングで、「1度着た服」を念頭に置いた収納方法を試してみてはいかがでしょうか。
<TEXT/女子SPA!編集部>
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