天井から釣られた布（ハンモック）にぶらさがって行う「空中ヨガ」。中島美嘉がNYコンサートで披露したり、剛力彩芽や米倉涼子がスタイルキープに活用していると報じられるなど、芸能人の間でもすっかり評判です。でも、じつは「空中ヨガ」と一口に言っても、その内容はずいぶん違うそう。今回は主な3タイプを紹介します。 　エンターテインメントの現場から生まれ、今では世界60カ国以上で親しまれているのが「AntiGravityフィットネス&ヨガ」。考案したのは元オリンピック選手で、パフォーマー・振付師でもあるクリストファー・ハリソン。独自に開発した“ハンモック（ハリソンアンティグラビティハンモック）”を使い、空中ならではのポーズを取ることで、体を整えるのが特徴。地上では難しい体勢も無理なくとることが出来たり、ハンモックに包まれることで安心感を得たり、リラックスできるそう。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=435634 「体が硬い方でも、重力を使うことで地上で行うストレッチよりも体を伸ばしやすいですし、体幹や筋肉をつけたい方にもオススメ。ポーズによって効果はいろいろですが、逆さまになるポーズでは、背骨間の圧迫を軽減することで腰痛を改善したり、血行が促進されることによって内臓器官のリフレッシュやアンチエイジングにも効果的です」（日本アンチグラビティ協会 NAVI本部／古宮さん） ●日本アンティグラビティ協会 http://antigravityfitness.jp/ 　一方、「エアリアルヨガ」は長年に渡ってヨガ講師を務めてきたミシェル・ドーティニャックが、エアリアルダンスと出会ったことで生まれたもの。ここでのハンモックは伝統的なハタヨガをより深く理解するための補助具として役割を果たしているそう。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=435635 「ヨガ初心者でもハンモックのサポートでリラックスできるため、無駄な力が入ることなく、ヨガの正しいポーズをとりやすくなります。その結果、ヨガへの理解も深まり、定期的に続けることで普段から正しい姿勢をキープできるようになります。姿勢が良くなることは、内臓下垂の予防改善にもつながります」 （エアリアルヨガ・ジャパン／谷口さん） ●エアリアルヨガ・ジャパン http://www.aerialyoga.jp/ 　元シェイプUPガールズ・中島史恵がプロデュースする「avity空中ヨガ」は体を伸ばす動きを重視。ポーズにあわせてハンモックの高さを調整しながら、普段なかなか伸びない関節や固くなった筋肉を伸ばしていくそう。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=435637 「空中ヨガは、地上で行うヨガに比べて体がよく伸びるんです。重力から体が解放されるからでしょうね。無駄な力が抜けて副交感神経も優位になるので、ストレス解消にも役立ちます。ヨガ初心者の方はもちろん、腰やひざに違和感があるという方にもおすすめです。とくに最後に行う“逆立ちポーズ”は思わず、眠ってしまうぐらいリラックスできます。ぜひこの気持ち良さを体感してください！」（avity／中島さん） ●avity　http://avity.jp/ 「ハンモックを使う」というスタイルは同じでも、その世界観はじつは多種多様な空中ヨガ。エンターテインメント×フィットネスに本格ヨガ体験、美ボディづくりと、尽きない女の欲望に応えるエクササイズとして、今後もますます注目されそうです。 ＜TEXT／橋村望＞