パーティ好きの外国人が夜中に大騒ぎ。屋上の壁には自称アーティストによる意味不明なグラフィティアートが描かれ、危険ドラッグを吸う輩もいる無法地帯になっていたという。
「3年後にマンションの取り壊しが決まったから、大家は誰でも入居可に。近隣住人も怪しげに思っていて、黒人がベランダで星を眺めていただけで『危ないヤツがいる』と通報されてました(笑)」
今では無法者は若干排除されたが、住人同士のケンカが絶えない。
「リビングでキムチを食べていた韓国人に、『うわっ、部屋臭ぇ!』とドイツ人が言ったら、韓国人がキレて突然殴り合いになったことも。僕も寝室でオナラをしただけなのに、大柄のアメリカ人に殴りかかられて警察沙汰になったこともありましたね」
濃密すぎる異文化交流。常人にはちょっと住めそうにない。
― 激安シェアハウスの惨状【3】―