紹介文は「はじめまして、仲良くしてくださいね」といった当たり障りのないものにする。年齢は誤魔化さずに30代で、それ以外のプロフィールは非公表にした。
さて、ここまで来たらあとは写真だ。今までの人生で一度もしたことは無かったが、初めてスマホで自撮りをし、アプリで加工しまくった上で口元をキラキラしたスタンプで隠してみた。その際にキャミソールを着用し、あからさまではない程度に乳の谷間をアピールしてみた(当方Iカップ)。

出来上がった写真は自画自賛するほどの出来映えだった。よし、これで何も反応がないようなら、もはや私の女としての需要はこの世にないと思おう。
登録してから3時間後。SNSを開いたところ、
「うわぁぁぁぁ!」と思わず大声をあげてしまうほど大量のメッセージが届いていた。このSNSは新規登録したユーザーがトップページで表示されていくので、登録した直後から反応が大きく返ってくるようだ。
しかし、メッセージのクオリティは驚くほどに低い。ひと言メッセージであっても「可愛いね」「好みなんだけど」くらいはまだ気分よく受け入れられるが、「おっぱい大好き」「おっぱい触りたい」「おっぱい舐めさせて」など、おっぱいに異様な執着を見せる人がとにかく多くかった。
「
おっぱいに潰されたい」「
おっぱいで窒息させて」まで言われると、男たちのぽっちゃりへの偏愛が垣間見えて少々怖かった。
このSNSで本当に彼氏が見つかるのだろうか? そこには「衝撃の結末」が待っていたのだ(次回に続く)。
<TEXT/もちづき千代子>