生活と表現 HPより http://representation.tokyo/
つづいては、ギャラリーをチェック。御徒町には、無料で入れるギャラリーが点在しているのです。
そのひとつ、「ギャラリー吾郎」は駅から歩いて3分ほど。通常はオーナーの絵画が飾られているのですが、3月25日までは
「生活と表現」というアートイベントが行われています。
展示されているのは、ことば宝石商会・新里碧さんによる「町のことばを集めた宝石」たち。無料というので入ってみると、中には「宝石」をイメージして作ったというキラキラした作品がテーブルに並べられてました。
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=479032
「わあ、可愛い」と近づくと、宝石のひとつひとつに文字が書かれているではないですか。しかも「肉」とか、「本郷の味」とか「ニューグリーン」とか、面白い単語ばかり。
「これらの文字は、私が御徒町を歩いて見つけたことばの数々です。この周辺にはもともと宝石問屋さんが数多くあるのですが、町で取れるオリジナルの宝石はないんですね。そこで今回は、この町ならではの宝石を作ろうと思って、町で拾った言葉を埋め込んで“宝石”にしました」(新里さん、以下・同)
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=476535
-
-
新里碧さん
-
-
先生の作品
なんと面白い発想でしょうか。しかも、宝石の一つ一つがきれい!
「芸術というと敷居が高いと思う方もいるかもしれませんが、今回のアートイベントはタイトルが“生活と表現”とあるように、生活の中から生まれる作品が展示されています。私の作品もこの街を散策して生まれました。普段このエリアに来ない方も、ぜひこの機会に足を運んでいただければと思います」
新里さんは、「ことばの宝石」づくりのワークショップを3月中に2回企画してるとか。こんな素敵な作品が作れるのなら、私も挑戦したいと思いました。
●2k540 AKI-OKA ARTISAN 公式HP
http://www.jrtk.jp/2k540/
●生活と表現 公式HP
http://representation.tokyo/
<PHOTO・TEXT/にらさわあきこ>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】