その際にポイントとなってくるのが、お見合いを“OKしてもらえるゾーン”の男性に申し込むことだとか。
「10人の男性に申し込みをして、一人からOKをもらえているなら、その“ゾーン“は、自分につり合っているゾーンで、間違っていないんです。でも、20人以上に申し込んで、一人からもお見合いをしてもらえなかったり、やっと一人だけとお見合いが成立するなどの確率の場合は、そもそも希望する男性のゾーンが女性につり合っていない……つまり、高望みをしているってことですね。
10人以上に申し込んでも、一人以下からしかお見合いのOKをもらえてない場合には、たとえば最初の希望条件が年収800万円の設定だったとしたら、
600万円に設定し直すなどして幅を広げるのが大事です。もちろん、条件は年収に限りませんが」
要は、釣り合ったゾーンの男性2~30人と会えれば、結婚は決まるということだ。
「女性から10人の男性に申し込みをして、一人からお見合いOKをもらえるくらいが平均的な割合です。そのOKを20~30人から貰って……ということは、実際のお見合いを20~30回すると、一人の結婚相手に巡り合える……というのが、お見合いで成婚していく女性たちのリアルな“平均値”です」
20~30人とお見合いするためには、200~300人の男性を見ることになりますが、そうしていくうちに自分の好みが次第にわかっていくようになり、実際に複数の男性に会ううちに、「自分に合う男性」にもめぐり合うことができるとか。
この人数を多いと思うか、少ないと思うかは、それぞれだと思いますが、「20~30人に会えば、出会える」と思えば、10人目でくじけても、また頑張れる気はしますよね。
ちなみに、婚活を経て去年、結婚した40代女性は、こんなことを言ってました。
「辛いことがあったら、その分いいことがないと割に合わないから、婚活が辛かったときは、
『私、相当いい結婚ができるんだ』と自分にいいきかせていました」
そんな彼女は、今、優しい旦那様に愛されて、「毎日とーっても幸せ」だとか。
現在、苦しい渦中にいる皆様には、その苦しさは「幸せになる過程だ」と心得て、どうかくじけないでくださいね。
<TEXT/にらさわあきこ PHOTO/Olena Golubova |>
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