保育園、落ちることさえできなかったの私だ
匿名ブログ「保育園落ちた 日本死ね」に端を発して、波紋を広げている待機児童問題。ツイッター上に作られたハシュタグ「#保育園落ちたの私だ」を合言葉に、国会前で抗議行動も展開されました。
わが子を保育園に入れることができなかった私も当然、これに共感しました。けれども、“決定的な違い”も感じていました。というのも、私の場合、「保育園に落ちた」というよりも、「保育園に落ちることさえできなかった」のです。
保育園の入園選考基準は、だいたいの自治体がポイント形式をとっています。私が住んでいる地域(東京23区内)では、フルタイムで共働きなら20ポイント×2=40ポイントで「満点」となります。
わが家の場合は、夫がフルタイム勤務で、私が求職中。そうなると、夫は20ポイントですが、私のポイントはなんと「4」点。合計で24ポイントですので「満点」の足元にも及びません。
もちろん、入園希望を出せばふつうに「保育園に落ちた」と思います。だけど、「満点」でも保育園が見つからないこのご時世。ポイントが全然足りていない身で入園希望を出すのをためらうほど、状況は緊迫していました。




