先日、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系、2016年2月20日)に出演した杣源一郎先生が、LPSを摂取する方法や食べ物について紹介していました。
それによると、いつもの食事に取り入れた方がよい御三家は、
玄米、めかぶ、レンコン。
もし玄米が苦手なら、「
金芽米」(東洋ライス)もLPSが豊富。どれも簡単にスーパーで手に入るものばかりですよね。
もっと手軽にLPSを摂取したいという人には、『
マクロ元気』というサプリも出ています。
前述したように、美肌を保つためにも、皮膚の免疫力がうまく機能していることが大切。加齢やストレスなどで免疫力が低下すると、恐ろしいことに肌が痩せてシワも増えてしまう……そこでLPSの登場です。
LPSを作用させることで免疫力が復活し、若々しい肌を保つことができるのだそうです。
肌の場合は、LPSを塗るのが効果的とのこと。これについては、LPSが配合された『
imini(イミニ)リペアセラム』というオールインワン乳液がセシールから昨年発売されたばかりです。
だけど、肌に塗ったものは角質層の下まで入り込めないんだから意味ないじゃん! と思ったら、LPSは入り込めなくても、肌の免疫細胞に働きかけることができるそうなんです。
前述のLPSセミナーでは難し~い説明があったのですが、要は「塗っても効果がある」ってことらしいです。
30年以上の研究によって解明されてきたLPS。2011年には、米仏の研究者らがLPSの生理作用にも関連する研究でノーベル生理学医学賞を受賞しているそうです。
素人にはあまりなじみがないLPSですが、実は身近な食品から摂れたり、化粧品があったりと気軽に試せるんですね。あと、『世界一受けたい授業』でも紹介されていましたが、「LPS」と繰り返し言いながら皮膚をこする「LPS体操」なんてのもあるようなので、興味はある人はぜひ!
※「注目の物質LPSの美容・健康効果に関するメディアセミナー」2016年3月9日
主催:自然免疫応用技研株式会社、株式会社ディノス・セシール
いずれも香川大学、客員教授の杣源一郎氏(薬学博士)、客員准教授の稲川裕之氏(薬学博士)、客員准教授の河内千恵氏(工学博士)が登壇
<TEXT/青山文>