
ファミリーマートのチャーハン(食べたあとで見たら575kcalもあった!だいじょうぶだろうか・・)
一見、いかにも太りそうなチャーハンですが、じつは「炒める=お米が油でコーティングされている」ので、小腸での吸収を抑えてくれ、血糖値が上がりにくいという性質があります。
具材も豚肉・ネギ・卵・野菜……と、悪いものはありませんし、野菜からビタミン・ミネラルも摂れ、卵と豚肉からはタンパク質も摂取できます。
日本人に欠かせない味噌汁には、こんなダイエット効果が!
味噌は豆乳と同じ大豆製品であり、「大豆ペプチド」「大豆サポニン」「燃焼系アミノ酸」の3大ダイエットパワーが含まれています。味噌の発酵により、大豆タンパクを分解、大豆ペプチドを作り出します。大豆ペプチドの吸収が高いので、腸管を刺激し、交感神経を優位にして、基礎代謝を上げてくれます。

ファミマのカップ味噌汁
赤味噌と白味噌を上手に使いわけるのもコツの一つです。
赤味噌の中の「メラノイジン」が、食物繊維に似た働きがあり、お通じが良くなります。また、メラノイジンは腸管を刺激し、基礎代謝をUPします。
白味噌は、「ギャバ(GAVA)」を多く含んでます。精神的なリラックス効果やストレスを抑える効果がよく知られているギャバは、脳に空腹感の抑制をする働きがあります。よって間食も減ってくるわけです。
赤味噌も白味噌もダイエット効果はありますが、できれば夕食時に白味噌の味噌汁を飲むことで気持ちをリラックスさせ、深い睡眠を心がけましょう。深く睡眠することによって代謝を上げれば、ダイエット効果も抜群です。
野菜やサラダチキンなどを、これらと上手く組み合わせていけば、コンビニは「ダイエットメニューの宝庫!」とりあえずは5つを選出しましたが、単体ではなく上手く足りない栄養素を埋め合わせていくとより良いでしょう。
野菜は摂るに越したことはないので、たとえば、サラダに「インスタントみそ汁」と「餃子」と「おにぎり」、サラダに「おでん」と「おにぎり」、サラダチキンと「チャーハン」……などと組み合わせていくことで、満足感と満腹感を得ながらダイエットができます。
<TEXT/山田ゴメス>
【土井 千春(どい・ちはる)】
神奈川県生まれ。「太っているプロダイエッターは信用できない!」を信条とし、提案するダイエット術はすべて自ら実際に試す「ガチプロダイエッター」。『株式会社シィーグレイス』代表取締役社長(
http://c-grace.com)。All Aboutダイエットガイドでベストボディジャパン全国大会ファイナリスト。ヨガインストラクター・エステサロン技術カウンセリング講師の資格も持つ。ダイエット指導成功例は年間500人以上! 現在はダイエットチームを作成し、常に指導を行っている。