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ストーカー?いいえ純愛です!?「運命の人」をそっと尾行し続けるOL

 毎日決まった時間に利用する通勤電車。もしそこで運命と思える相手に出会ったら、あなたならどうしますか?

 都内の会社まで30分ほど電車に揺られて通勤するイクミさん(仮名・26歳)は、いつも乗る車両で運命の出会いをしたとのことだったといいます。

「男性の優しさはまさに“神”でした」



ストーカー「その日は、ほかの線が止まった影響ですごく混んでいたんです。窒息するんじゃないかってくらいぎゅうぎゅうで身動きひとつとれないうえ、運悪く背中にポールがあたる場所になってしまって。次々押し寄せる人の圧力でポールに押し付けられて、痛くて苦しくて、本当に死んじゃうんじゃないかと思いました」

 背中に走る激痛と息苦しいほどの混雑に、泣きそうな気分だったというイクミさん。すると、すぐ隣の男性に声をかけられたそう。

「窓際に立っていた男性が、人の圧を背中で抑えながら窓との間にわずかなスペースを作っていたんです。それで私に『こっち』って、そのスペースに滑り込むように入れてくれました」

 鼻先に男性のワイシャツが触れそうなほどせまい空間とはいえ、彼にガードされる格好で押しつぶされる苦しさからは解放されたイクミさん。あちらこちらで「痛い!」などトゲのある言葉が飛び交うイライラムードの車内で、「男性の優しさはまさに神でした」といいます。

 翌日、いつも通りの混み具合に戻った車内で、イクミさんは再び男性を見かけます。その翌日も、そのまた翌日も彼の姿を目にし、同じ通勤電車を利用する男性であることを悟ったイクミさん。それからというもの、陰ながら彼をみつめることが通勤の楽しみになったそう。

「いつもきちっと整ったスーツ姿、日替わりの革靴、本を片手に立っている彼は、窓から射し込む光で輝いていました。背も高く、知的な顔立ちは私好みで、そんな彼があの日私を助けてくれたのは、運命以外の何物でもないと感じました」

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つまらない日常をバラ色に変えた偶然の再会

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