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不倫をするのは性欲を満たすためじゃない

AV男優・森林原人の性活コラム 第11回】

経験人数7,500人、発射回数10,000発以上、下は18歳から上は69歳まで、性別の垣根を越えてさまざまなエッチを経験するAV男優・森林原人さんが、性にまつわるあれこれについて語ります。

 先日の現場で、人妻女優さんを交えて「不倫と浮気の違いは何か?」みたいな話になりました。

 結論としては、どちらも肉体関係を持つわけだから同じことだけど、ニュアンスとしては、不倫はどちらかが既婚者である場合で恋愛感情の本気度が高め。一方、浮気は既婚・独身関係なく、性欲にちょっとだけ流されちゃった軽いあやまち。って感じだとまとまりました。

不倫と浮気の違いは? この流れからその人妻女優さんに「じゃあ、AV出演は何になるんですかね?」って聞いたら、「私の場合、愛してるのは旦那さんで、だけどセックスしたくないって言うから、私の性欲を安全かつ確実に満たすためだけにAV女優してるんで、仕事でもないかな。本気度高めの性欲によるものだから軽くはないし。法的には、貞操義務違反になるんでしょうけど、中出しはしてないから操は守ってる。気分的には大人の遠足です」と、妙な説得力を持って答えてくれました。

セックスを結婚に閉じ込めるのは無理がある



セックスを結婚に閉じ込めるのは無理がある 前々から僕は言っていましたが、結婚という社会制度にセックスという人間の根源的行為を閉じ込めるのは無理があると思っています。

「一生の愛を誓って結婚したんだから、この先は夫婦でしかセックスしちゃいけないよ」っていうのは、セックス=愛の行為という図式によるものではなく、血統を大切にする価値観により、血筋を明確化できるシステムが必要だったからだという説を聞きました。この説の真偽はともかく、限りなく100%に近い確率で避妊できるようになった現代において、性欲を満たすためのセックスも夫婦間で完結させなければ罪になるなんて、現実的じゃないんです。

 それならば、子作りセックスは誰の子かわかるように夫婦でして、性欲を満たすセックスは自由に誰としてもいい、ということにすればいいんです。

 こう言うと、今の日本社会では夫婦という社会制度に則っていることが社会生活を送る上では都合がよく、結婚には血統を大切にする以外にも色々なメリットや意味があるんだ、という声が上がるかもしれません。だったら、より多くの人が生活しやすくなればいいという理念を血統尊重主義より優先させればいいのに、と思うのです。そしたら、同性婚も認める流れになるからいいじゃん、というのが僕個人の意見ですが、そこは今回のテーマとはちょっとズレるから今は置いときます。

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イケるSEX

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Q&A31本とコラム4本を収録。

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