パウダーチークで老け顔に!?パッと印象を変えるチークの使い方
顔の印象をパッと明るくしてくれるチーク。最近は、パウダータイプだけでなく、クリームやリキッドなど、いろんな種類が出ています。試してみたいけど、違いがよくわからない……なんて人も多いのでは?
そこで今回は、ヘアメイクアップアーティストのSAYAKAさんにそれぞれの使い方や仕上がりの印象について、教えてもらいました!
●パウダーチークを使うなら、ファンデーションはリキッドorクリームがいい
SAYAKAさん:まず、多くの人が使っているパウダーチーク。塗るのも簡単でヨレにくいし、一番使いやすいアイテムです。でも、実は粉モノの使いすぎは“老け顔”を作る原因になってしまうんです。
例えば、パウダーファンデーションにパウダーチークを重ねると、粉モノばかりでカサカサな印象に。だから、パウダーチークを使うなら、ファンデはリキッドやクリームタイプにするなどして、どこかにツヤ感を出してあげるのがオススメです。
●クリームチークはスポンジではなく手で使う
SAYAKAさん:クリームタイプは、練りチークとも呼ばれていて、そのままグイッと取るのではなく。必ずパレットの上で練って使います。指先での体温で溶かすようにチークを軽くこすると、テカリが出てきます。それを手の甲にとってなじませてから、頬に置きます。
チークをのせる位置の真ん中から、トントンと置いてまわりをボカしていきましょう。チークを足すときも、1投目は必ず真ん中から置いてあげてください。
発色が良く、ふわっとした明るさを出しやすいのが練りチークの良いところ。スポンジを使われている人もいるかもしれませんが、手でのせたほうがよりナチュラルです。デメリットとしては、ヨレやすいこと。こすったらズレたり落ちたりしやすいんです。
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=528579
●リキッドタイプなら、ファンデ前に仕込んで使うのがオススメ
SAYAKAさん:リキッドタイプはサラッと伸びるから、クリームタイプよりもヨレにくいと思います。これも、必ず手の甲に取ってから指でトントンと置いていきましょう。リキッドなら、コントロールカラーやコンシーラーのように、ファンデーションを塗る前に赤みを足すという使い方もおすすめ。
UVクリームなどを塗った後に、普段よりも気持ち濃い目にチークを入れ、そしてファンデーションを塗ります。肌の内側からふわっとした赤みが出ている感じが作れて、つやっぽい印象に仕上がります。これはリップでも代用できますよ。
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=528584
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ちなみに、チークを塗る位置は、ニコッと笑ったときの頬の一番高い位置よりも、指一つ分だけ上に塗るのが最近のトレンドなのだそう。頬の内側からふわっとした自然な赤みを出してあげると、大人カワイイ顔に仕上がります。
ちょっぴり雰囲気を変えたいときには。チークの種類を変えてみるのもアリかも。自分に合ったチークを探してみてはいかが?
【SAYAKAさんプロフィール】
雑誌、広告、CMなどのヘアメイクアップアーティストとして活動。海外アーティストから俳優、歌手、芸人まで幅広い層に支持され る。世界的に活躍するアスリートからの信頼も厚く、ヘアメイクのほかボディケアも担当。トータルビューティーサロン「Beauty Lab」(https://beautylab.amebaownd.com)主宰。
<TEXT/廣野順子>