さらに、「運命の人を選びとるためのレッスン」として、こんなアドバイスも。 「特に私が重視するのは、『惚れセンサーのスイッチを入れる』ことです。アラフォーの独身女性は、仕事をバリバリ頑張ってきたり、自分を磨いてきた方々なので、基本的に理想が高い。だから新しい出逢いがあっても『この人はコミュニケーション能力がないからダメだわ。次！』と見極めるのもとても早い。 　でも、第一印象だけで決めてはいけません。まず『見た目はタイプではなかったけれど、優しく丁寧に接してくれた』など、相手のいいところを3つ挙げる練習をしてみましょう。何度か会ううちに印象が変わって、彼の良いところを見つけたという例はゴマンとあります。同時に複数の人とお付き合いするのもOK。両方とお付き合いをしながら、優劣をつけていけばいいだけですから」（妻沼） 　相手が自分を気に入ったかどうかは、どうやってわかるのでしょう？ 「お付き合いが始まる前に相手の趣味に誘われた場合は、脈アリの可能性が高いといえます。もし自分の好きな趣味と違っても、『難しいからよくわからないわ』で片づけるのではなく、興味を持って質問をしてあげると、さらに仲が深まります」 　妻沼さんの書籍の中では、楽天オーネットのアンケート調査も紹介されています。「カップルで楽しめる趣味」については、男性の83・1％が「旅行・ドライブ・ツーリング」、「食べ歩き・ショッピング」（74・6％）、「映画鑑賞・美術館（博物館）巡り」（62・0％）となっています。今からこんな趣味を持つのもいいかもしれませんね。 　最後に、どこで年収1000万円の男と出会えるのでしょうか？ 　それをデータで紹介しているのが、コラム「年収1000万円の独身男性は何処にいる？」の「地域編」と「会社編」。 「その地域にある店を頻繁に訪れたり、年収の高い会社に派遣やアルバイトなどで潜り込むのも、まずは第一歩です。見つけた彼をどうやってオトすか？ それはこの本を読んでみてください(笑)」 ＜Text／中内美香＞