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不倫は「夫の気持ちを理解したくて」妻が知った不倫のメリット

 妻が夫以外の男性を求めるとき、そこにはセックスレスや女の自尊心など、夫婦間で満たされない何かがある。では、愛し合い、満たされていたら、妻は浮気をしないのか……?

 不倫のカタチは千差万別。夫を愛しているからこそ必要な裏の顔もあるようです。

妊娠のプレッシャーを解き放った夫の愛


 結婚8年目を迎えるマユコさん(仮名/36歳)は、3歳年上のご主人とふたり暮らし。子どもに恵まれなかったものの、ご主人の意向で不妊治療はおこなわなかったそうです。

「一時はどうしても子どもが欲しくて、タイミングや食事、神頼みまで、妊娠にいいといわれることすべてにすがった時期もありました。そのときは生理がくると落ち込んだり、不妊治療を望まない夫にイライラしたりで、夫との関係もギスギスしていましたね」

 仕事の付き合いといっては飲んで帰り、子作りの話を避けるうちに会話自体しなくなったというご主人。日に日に塞ぎ込んでいったマユコさんは、離婚も考えたといいます。

「でもある日、夫から出かけようって誘われたんです。連れていかれた先は、はじめてのデートで行った水族館。そこで、『赤ちゃんが“来たい”と思える僕らじゃないとダメなんじゃないかな。それに、こうしてふたりで、死ぬまで恋人同士でいるのも悪くないと思うんだけど?』って言われたんです。妊娠に対するプレッシャーから解放されたような気持ちになって、その場で泣き崩れてしまいました

 その日を境に関係は好転。「夫婦で恋愛中です(笑)」というほど、ラブラブな毎日に変わったそうです。

恋人夫婦に影を落とす同僚女性の意味深メール


 妊活から解放され、夫婦の愛情を取り戻したマユコさんとご主人。仕事帰りに待ち合わせて映画や食事、休みの日は旅行と、まるで恋人同士のように過ごす時間は幸せにあふれているとのこと。

「家にいても手をつないだりベタベタしたり、そのままソファで求め合ったり、妊活中には想像もできなかったくらい“女”の幸せを感じています。本当にこの人と結婚してよかったって、頭がおかしくなりそうなくらい愛おしいの(笑)」

 永遠に続くと思っていた幸せな日々。しかし、1通のメールがマユコさんの心に影を落とします。

「携帯を忘れていった夫から、『電源を切っておいて』って連絡がきたんです。わざわざ公衆電話から。仕事に不都合でもあるんだろうと彼の携帯を手にしたら、メールが開いたままになっていました」

 受信は今朝。登録名は男性でありながら、煌びやかな装飾とともに「あのまま一緒に朝を迎えたかったな。いつか旅行行こうね」という意味深な文章。いけないと思いながらも履歴を確認すると、同僚らしき女性との情事を匂わせるやりとりが綴られていたそうです。

「関係がはじまったのは2か月ほど前。ギスギスしていたさ中ならまだしも、なんで今? って、あまりのショックにその日は仕事へ行けませんでした。夜も『体調が悪いから』って顔を合わせないようにしたけれど、『大丈夫?』って甲斐甲斐しく世話してくれて。どれが本当の夫なの? って、困惑しました」

不倫は恋人夫婦でいるための精神安定剤


 愛情たっぷりな夫婦生活の裏で、ほかの女性とも関係を持っていたご主人。しかし「いつもと変わらず愛してくれるから、追及できなかった」とマユコさんは言います。ひとりで悩み続ける日々。そんなある日、ふと思い立ちます。

「こんなにラブラブで幸せなのにほかの女性を求める理由が、どうしてもわからなかったんです。だからね、私も同じ立場になれば理解できるかもって、夫以外の男性に抱かれてみることにしたんです

 相手は以前からマユコさんに好意を示していたという職場の男性。ちょっとした色仕掛けで、かんたんに誘わせるムードへ持ち込めたんだとか。

「見た目もタイプだしエッチも上手で、悪くはありませんでした。でも、私はやっぱり主人がいちばん。夫の気持ちを理解するまでには至らなかったですね」

 とはいえ、「思わぬ効果もあった」とのこと。

「夫の帰りが遅い日や、不倫相手の影を感じたときでも『私も不倫してるし』って思えて、前ほど気にならなくなったんです。精神安定剤みたいな感じ? だから同僚の彼には今でも時々抱かれていますよ」

 それぞれに裏の顔は持ちながらも、ふたりのときは未だラブラブな夫婦生活を過ごしているそうです。

<TEXT/千葉こころ PHOTO/Syda Productions>
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