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「ライバル店は食べログでディスる」居酒屋バイトが明かす裏側

 バイトがTwitterで炎上、廃棄カツ流し問題、ブラックバイト……ここ数年、不祥事が絶えないイメージのある飲食業界。大半の店は誠実にやっていると思うのだが、実態はどうなんだろうか?  前回、食品の虚偽表示についての酷すぎる実態をレポートしたが、売り上げを追うあまりに「サービス」や「食」へのモラルは置き去りになる店もあるようだ。アルバイト店員たちに取材すると、「水増し請求」や「ライバル店への妨害」のような話まで聞こえてきた。
飲食業界の裏側

画像はイメージです

元従業員が語るひどい裏側

「団体客が来ると、酔っ払い具合に応じて3000~5000円上乗せしてましたね。単純に請求額を水増しするとバレるので、ビールの杯数を増やしたりして。酔っ払ったら注文した数なんて覚えてないので、トラブルになることもありませんでした」(都内居酒屋・元従業員)  ひどい…。こうしたモラルのない一部の店が、お客だけでなくライバル店へもひどいことをしているらしい。都内焼き鳥屋の元従業員は、こう告白する。 「繁華街で、同系統のライバル店の出現は死活問題。食べログに悪評を書き連ねるのは普通ですね。それだけでなく、何回も予約を入れてドタキャンを繰り返しました。予約を入れるのは週末よりも割と暇な月曜日や火曜日。週末だと予約用に入れた食材を使い切れますが、平日は客が来なければロスになりますからね」  同業だけに飲食店の弱みを知り尽くした、悪質なやりくちだ。
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店長がレジのお金を盗んで破綻した店も…
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