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飯伏幸太、初主演映画を語る「映画とプロレスを突き詰めると最高の表現ができる」

『いかレスラー』の河崎実監督が、またまた、ぶっ飛びなB級映画を誕生させた。その名も『大怪獣モノ』(“怪獣もの”を作ろうということで、怪獣モノ……!)。
大怪獣モノ

(C)2016『大怪獣モノ』製作委員会 

 地球が自然のバランスを崩したために、大怪獣モノが東京に出現。地球を守るため、万能細胞「セタップX」を投与された新田(斉藤秀翼)が巨大化して身長40メートルの巨人に変身する。変身した新田はなぜかプロレスラーになり、プロレス技を駆使してモノに立ち向かう――。 ⇒【YouTube】映画「大怪獣モノ」予告編~河崎実監督、飯伏幸太主演 http://youtu.be/MyZQt-Rny4U  変身後の新田を演じるのは、超人気レスラー・飯伏幸太。映画初主演となる飯伏選手に、撮影裏話を聞いた。

なんの話かわからなかったです

――オファーが来たとき、どう思いましたか? 飯伏幸太(以下、飯伏):びっくりしました。なんの話か分からなかったです。去年のG1 CLIMAXの直後でめちゃくちゃ忙しかったんですよ。なので、軽い感じで返事をしたら、どんどん進んでいって。  そのあと、自分が秋にぶっ壊れて、一回、白紙になったんです。でも年末、監督と直接会う機会があって、そこで監督の本気さが伝わってきて、内容も詳しく聞いて、やってみようと思いました。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=557174 飯伏幸太――プロレスシーンは、ただプロレス技を仕掛けるだけでなく、ロックアップから始まり、打撃、そして飯伏選手の必殺技“フェニックス・スプラッシュ”という流れが、まさにプロレスの試合そのものです。 飯伏:プロレスを分割してやったことがなかったので、初めての感覚でした。それはそれで楽しかったです。出来上がって編集されると、プロレスの試合みたいになっているんですよね。  もしかしたらですけど、映像としては完璧なプロレスが出来るのかもしれないです。いい部分だけを撮り直して繋げると、最高の試合が出来るんじゃないかという可能性もありますね。そこは楽しみというか、もうちょっと挑戦してみたいです。 ――プロレスシーンの演技指導はありましたか? 飯伏:演技指導の人はいたんですけど、映画としてやってほしいプロレスの動きと、自分がたぶんコレやったほうがいいなというのが、まさに一致していたんです。  ほとんど言うことが同じだったので、『じゃあ、全部任せます』と言われて、ほとんど自分が思うようにやりました。 ――モノの“中の人”はプロレスラーですか? 飯伏:プロのアクターさんです。プロレスをすごく知っているかたで、ディック東郷さんが昔やっていたプロレス学校に少し通ったことがあるそうです。なので、ロックアップや受け身はなんとなく出来ていて、やりやすかったです。 ――黒のショートパンツが昭和っぽいですよね。
大怪獣モノ2

(C)2016『大怪獣モノ』製作委員会 

飯伏:この映画は最初から昭和な空気が出ていますよね。自分はたぶん童貞役なので、それも含めて昭和な空気がありました。でも設定は現在なんですかね、スマホを使っていましたし。
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キスシーンは、めちゃくちゃ恥ずかしい
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http://books.shopro.co.jp/?news=ibushi_daikaijumono
※劇場・店舗により数に限りがありますのでご了承ください。
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