飯伏幸太、初主演映画を語る「映画とプロレスを突き詰めると最高の表現ができる」
キスシーンは、めちゃくちゃ恥ずかしい
シャワーのシーン、あれなんだったんですかね?
飯伏:あれ、なんだったんですかね。唐突にずっと流れてるじゃないですか。普通の映画だったら要らない部分ですよ(笑)。
――際どい感じでしたが、全裸だったんですか?
飯伏:全裸ではないです、ギリギリ。以前、レスリー・キーさんに写真集を撮ってもらったときの感覚と似ていましたね。もう少し角度を上げてとか、言われて撮り直す感じとか。それがあったので、今回はそんなに恥ずかしいというのはなかったです。
――滝のシーンもすごかったです。
飯伏:3月に撮影したんですけど、ホントに寒い日だったんですよ。埼玉の山奥のすごい寒いところで。氷が溶けて流れてきたような滝で、足の指をつけただけで『あ、もうムリ』と思いました。
でも段々、試合前のような感覚になってきて。試合前1時間とか、集中してどんどん自分を上げていくんですけど、その状態って、もう痛くなくなるんです。その感覚とすごく似ていて、冷たくなくなりましたね。
撮影している最中に、試合と同じで“覚醒”しました。復帰戦の一週間くらい前だったので、経験できてよかったです。
――アメリカの「怪獣ビッグバトル」でも怪獣と戦っていますが、改めて怪獣と戦ってみてどうでしたか?
飯伏:似ていました、感触だったり。それはそれでやりやすかったです。怪獣ビッグバトルは、ヨシヒコとモノのミックスバージョンみたいな感じなんです。あれ、中身が入っていないんですよ。最初は入っていたんですけど、リングで戦った12分くらいは入ってなくて、怪獣の着ぐるみと戦いました。感覚としては、ヨシヒコとやっているのと同じです。
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