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Snapchatの「アジア顔フィルター」にSNSが「人種差別」と大炎上

 10~20代の若者を中心に人気のアメリカ発のメッセージングアプリ「Snapchat(スナップチャット)」。一時期、SNSのタイムラインはそのアプリでつくった犬の舌がべろーんと伸びる自撮り動画で埋め尽くされましたね。
Snapchat

顔のパーツの位置に合わせてフィルターをかけられる/Snapchatのプレスキットより

 犬以外にも「ターミネーター」の顔などいろいろなフィルターがあるのですが、アメリカ時間の8月9日(火)にリリースされた新しいフィルターが、「垂れ目」「出っ歯」といった、いわゆる海外(主に欧米)における黄色人種の顔の典型的イメージであることから、このフィルターが差別的だという声がSNS上で上がり、大炎上しました。

「イエローフェイス」はアジア人への差別

 発端となったのが、こちらのTwitterユーザーの投稿。SnapchatのTwitterアカウントに対し、「なぜこの『イエローフェイス』(黄色人種の顔)がアリだと思ったの?」という疑問のメッセージを問題のフィルター画像(右側)とともに投げかけています。 ※左側のベトナム戦争のベトコン兵のイラストはユーザーが黄色人種の典型的な顔としてネット上から選んだものと思われます。 ⇒【Twitter】はコチラ https://twitter.com/tequilafunrise/status/763060616877608960  海外のウェブメディア「The Verge」によると、Snapchatは「(このフィルターは)アニメにインスパイアされたもので、面白いと思ってつくった」とのこと。悪気はないのでしょうが、人種差別に関わることに神経を使うアメリカの企業のわりには、ちょっと慎重さに欠けていたのかもしれません。  このSnapchat、実は以前にも似たような騒動を起こしているんです。
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ボブ・マーリーのフィルターに批判殺到
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