1985年に結成し、1993年に活動休止を発表、事実上の解散となった「男闘呼組」。その原因となったのがメンバーの一人、高橋一也(現在は和也に改名)の脱退及び退社と言われています。
高橋本人は現在も俳優として、大河ドラマ『真田丸』などに出演。また、岡本健一はメンバーの中で唯一今もジャニーズ事務所に所属しています。息子の岡本圭人も、HeySayJUMP!のメンバーとして活躍中。
そんな中、2009年に大麻取締法違反で逮捕されたのが、成田昭次。同年に行われた初公判で、陶芸家として再起すると述べていました。
“伝説のアイドル”といわれる「光GENJI」。彼らもまた、波乱の人生を歩んでいます。
グループの解散以降、ソロ歌手や俳優といて活躍していた大沢樹生ですが、
2013年、DNA鑑定をしたところ息子との血縁関係がなかったことが判明。元妻で女優の喜多嶋舞(現在は引退)を相手取り、2015年に裁判沙汰に。同年11月、「父子関係はなかった」との判決と喜多嶋舞の芸能界引退で、一連の騒動は収束しました。
画像は「大沢樹生オフィシャルブログ」より http://ameblo.jp/mikioism-0440/
同じく光GENJIのメンバー、赤坂晃は覚醒剤取締法違反で2度逮捕されています(2007、2009年)。出所後はダイレクトメール発送会社でアルバイトをしたり、都内でバーを経営するなどしていましたが、実は2015年8月にひっそりと舞台俳優として芸能活動に復帰していました。
しかし同年12月、元ファンの一般女性と沖縄県に移住し、焼き肉店を経営していると『女性自身』が報道。なかなか安定しない生活のようです。
ここで紹介した事例はほんの一部ですが、グループ解散後、ソロでも大成功を収めるのは中々難しいようです。とはいえ、「シブがき隊」の元メンバーである本木雅弘のように、俳優として大成した人もいます。
願わくば、SMAPメンバーも、個々で大活躍してほしいものです。いつの日か、再結成してくれるのを楽しみにするばかりですね。
<TEXT/北条マサ子(清談社)>