エロトークがリアルすぎる…「ラブラブエイリアン」をぜひゴールデンに!
【夏ドラマを勝手に表彰! ストーリー賞編】
2016年の夏ドラマ大賞を総評中の芸能ライターのスナイパー小林です。
俳優、女優にクローズアップしてきたところで最後は、ドラマのストーリーにグッときた2作をご紹介。夏ドラマスタート時は『時をかける少女(日本テレビ)』がいい、と熱弁をふるっておりましたが終わってみれば結果はまったく違っていたようで……。うっかり2作ともフジテレビの作品になったけれど、なんの賄賂も受け取っていないことを念のため伝えておこう。
ストーリー賞:ラブラブエイリアン/フジテレビ
もともとは女子SPA!の担当編集さんが原作マンガのファンで、勧められたのがこの作品と出会ったきっかけ。見始めたら、まあなんと楽しいこと!
園美(新木優子)、由日子(森絵梨佳)、サツキ(太田莉菜)、チズル(久松郁実)の女子4人+宇宙人による、女子の本音を炸裂させたコメディドラマ。
・「2回目でアソコ舐めた」
・「あの精子濃そうなヤツ?」「(精子が)中洲のトンコツ並みだね」「濃いだけじゃなくて飛ばしそうだったじゃん(笑)」「ウカウカしてたら着床させられちゃうぞ!」
・「優しくて生活力のある男しか、タダで女とやれないシステムになってんだよ、日本は!」
とまぁ、日本女性の9割は交わしているであろうエロトークが飛び交う。セリフで毎回クスクスと笑わせてくれるドラマって、昨今貴重である。
森絵梨佳と太田莉菜というトップモデルのキャスティングは深夜ドラマには新鮮だった。さらにふたりの美女が積極的に毒舌を吐いて男勝りなのが、見ていて胸がスッとする感覚に……。まさに深夜の清涼剤、いや酔い覚まし……。
こういうドラマを夜中に配置するのではなく、ドン! とゴールデンタイムに放送して欲しい。男性も中高生も見て、世の中の女性は割と怖いということを分からせるべきだと思うから。
ゴールデンタイムの放送を熱望!
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