Gourmet

顆粒だしはマズくない。でも「無添加」には要注意です

(3)香味食材と合わせる

香味食材 だし顆粒の弱点としては、「香り」。インスタントコーヒーや缶コーヒーを想像すれば容易かもしれません。引き立てのだしには到底かなわないため、食べた時、コク(旨味)は感じるものの、なんとなくメリハリのない味に仕上がってしまいます。  その解決策としては、「香味食材」の力を借りるというもの。例えばきのこご飯。あごだし+こんぶだしを加え、隠し味程度に「生姜のすりおろし」を加えて炊いてみて。だしの旨味と生姜の香りが組み合わさることで、全体的に奥行ある味わいに! この他、ネギ、にんにく、ごま油なども有効です。  インスタントだし、侮るなかれ。上手に使って料理を楽しみましょう! <TEXT,PHOTO/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 東大卒の食文化研究家。長寿美容食研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で料理研究をはじめる。モットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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